速報:パナソニック、プラズマテレビ撤退 ―2014年度中

速報 ― 日本経済新聞は18日、パナソニックが2013年度から3か年に渡ってテレビ事業を大幅縮小すると共に、2014年度を目途にプラズマテレビから撤退する方向で検討に入ったと報じている。同社のプラズマテレビ関連事業をめぐっては、昨年12月にプラズマテレビの新規開発事業から撤退すると報じられていたばかり。

今回の報道では「プラズマテレビ」から撤退するとされており、事実上、テレビの技術方式では「液晶方式」と有機ELなどの「次世代パネル方式」のいずれかになる。

同紙によると、28日に公表する中期経営計画の中でテレビ事業の方針を明らかにするとのこと。パナソニックは米国ラスベガスで開催された「CES 2013」の基調講演においても、”脱テレビ宣言” を行っており、それを踏まえた計画になる模様だ。

兵庫県尼崎で行うプラズマパネルの生産も14年度で終了する方向としており、生産量を段階的に減らす形で撤退する検討を行う。

プラズマテレビは、かつてはソニーなども販売を手掛けていたが、液晶の技術改善に伴うデメリットの解消と、低消費電力性能を前にプラズマテレビの優位性を消費者に伝えきれず、各社が相次いで撤退。日立は2011年にプラズマテレビの生産を海外に移管しており、組立・製造から撤退している(販売は継続)。

パナソニックはこれらの流れに対して「大画面はプラズマテレビで攻勢をかける」との方針を掲げ、50インチを超える大型サイズを積極的に投入。100インチを超える超大型テレビも製造していた。2008年には、高級プラズマテレビ「kuro」を開発していたパイオニアの開発チームと合流を行い、画質や発光効率の改善に取り組んでいたが、液晶の技術革新・低価格化の前に苦戦。その後、大画面も液晶パネルで担うラインナップに方針転換。プラズマテレビ事業の立ち位置が曖昧な状況になっており、その後の去就に注目が集まっていた。

[日本経済新聞]

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