世界最大のソーラーファーム「Shams-1」が稼働を開始

Slashgearは20日、かねてよりアラブ首長共和国連邦(UAE)・アブダビで建設が進んでいた世界最大の太陽熱発電ファーム「Shams-1」が、19日に稼働を開始したと伝えています。

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Shams-1はフランス・スペイン・UAEの3ヶ国が共同で開発を進めていたメガソーラープラントです。およそ2.5km四方の敷地に設置された258,000個のパラボラ鏡により反射された太陽光を集光部に集中させてパイプ内の伝導油を加熱、生成された蒸気によりタービンを駆動して電力を生み出します。発電量としては100MW(≒10万kW)、年間のCO2削減量は17万5千トンを見込んでいるとのことです。

太陽熱発電は、発電量では原子力発電や火力発電に及ばないものの、導入費用が格段に安い・燃料を用いないため燃料費がかからない・二酸化炭素を排出しないなどメリットも多い発電方式で、近年太陽光発電と並んで注目されている技術です。

 UAEをはじめとした中東諸国は近年、遠からずやってくる石油枯渇時代を見据えた次世代再生可能エネルギーの開発を強力に推し進めています。今回、プロジェクトに参加したAbengoa Solar社(スペイン)のSantiago Seage CEOは、「中東地域においてShams-1のようなプロジェクトはさらに増やしてゆく必要があり、今後も太陽光を利用した発電事業に積極的に取り組んでゆく」としています。

[Slashgear][ME WIRE NEWS]
[Wikipedia: 太陽熱発電]

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