速報:シャープとサムスンが資本提携へ 液晶パネルをサムスンに優先供給

日本経済新聞は5日、シャープがサムスンからの出資を受け入れる方向で最終調整に入ったと報じている。すでに両社トップは5日までに合意済みで、6日に正式発表する見込み。出資比率は約3%となる見通しで、出資額は100億円前後。

シャープは出資受け入れにより、財務体質の改善を図ると共にサムスンへのテレビやスマートフォン向けの液晶パネルの供給を拡大。早期の業績回復につなげるとしている。

これまでも、シャープは亀山工場などで生産する32型の薄型テレビ用パネルの一部をサムスンに供給していたが、今回の資本提携をきっかけに供給量を段階的に増やす。また、亀山で製造しているスマホ・タブレット向けの中小型液晶ディスプレイをサムスンに優先供給するとのこと。このパネルにはシャープの切り札「IGZO」も含まれているとみられる。

シャープは2013年3月期の連結最終損益が4500億円の赤字の見通しとなっており、昨年3月から台湾の鴻海工業(ホンハイ)との資本提携に関する協議を続けていた。しかし今年2月、出資交渉を打ち切ったとの報道が流れるなど、同社との交渉は膠着状態が続いていた。

また、2012年12月には米クアルコムから最大100億円の出資を受けるなどしていたが、今回のサムスンからの出資を含めても財務の立て直しには不十分なため、今後も公募増資なども含めた資本増強策を模索していると記事は伝えている。

[日本経済新聞]
[関連記事:シャープ、ホンハイと物別れ―出資交渉の打ち切りが決定]

ソーシャルシェア

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます