スカパー、衛星を使った4K映像ライブ伝送実験を実施

スカパーJSATは9日、衛星を使用した4K映像のライブ伝送実験を実施したと発表しました。ライブ中継を行ったのはJリーグの試合で、同日に行われたFC東京-柏レイソルの一戦。4Kライブ伝送実験は前回(2012年10月20日)に引き続き2回目となります。

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中継はスカパーJSATが保有する人工衛星「JCSAT-5A」を介して、「お台場シネマメディアージュ」に設置されたソニー製4Kプロジェクターと400インチのスクリーンで生中継されました。

映像は3,840×2,160ドット/59.94p(60p)でフルHDの4倍、コーデックはMPEG-4 AVC/H.264を使用しており、音声は5.1ch。伝送ビットレートは最大120Mbps。

MPEG-4 AVC/H.264のエンコーダ/デコーダは富士通製を採用し、4Kカメラがキヤノン「EOS C500」を4台、ソニー「PMW-F55」を1台、アストロデザインの「AH-4413」1台。さらに360fpsでフル4Kスーパースロー撮影が可能な朋栄の「FT-ONE」を使用するという超豪華仕様です。

なお、伝送時はフルHD映像を4画面に分割して4本のストリームを多重化して1波で送受信しているとのこと。ちなみに120Mbpsはあくまでも実験・映画館等での商業用を予定しており、実際の放送ではトランスポンダの許容量も含めて検討を行っていくとしています。

 先日、KDDIが実施したフルハイビジョン・4K・8Kの同時配信実験と同様に、既存の設備を使用しての4K・8K対応を考慮している模様です。ただし、KDDIが実施したフルハイビジョン・4K・8Kの映像を合わせて送信する新圧縮方式では無く、HEVC方式(H.265)での圧縮が有力だとしています。

 視聴率低下が叫ばれているテレビ業界ですが、ドル箱であるサッカー日本代表戦やWBC、オリンピック等のスポーツ中継を、より高画質に、より臨場感のある映像を配信出来る下地が着々と出来つつあるようです。

 [スカパーJSAT via ImpressWatch]

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