ソフトバンク、繋がりやすさの成果を発表「小セル化が功を奏した」

ソフトバンク株式会社は21日、都内のホテルで「モバイルネットワークに関する説明会」を開催した。

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発表の中では、当初予定の13年3月にプラチナバンド対応基地局「1万6000局」という数字を前倒して達成したことを明らかにした。1年間に建てた基地局の数については「ギネス記録に相当する」としており、大雪の中でも基地局を建てたエピソードなどが紹介された。

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イプソス株式会社による全国調査では、全国における「スマホ音声接続率」が98.4%を記録して1位になったとしており、2位で98.2%のNTTドコモ、3位で98.0%のKDDIと並ぶ水準に達したことを示している。

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「スマホ時代におけるつながりやすさ」として新たな指標を提示。スマホ以前は「電話とメールが中心」であったのに対し、現在は「データ中心」に変化したと説明。スマホ時代においては、「パケット通信接続率でNo.1になることが重要」であるとした。

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ソフトバンクモバイルにおけるモバイルトラフィック量は2008年4月から2013年3月時点で、データ通信量は60倍に増えた一方で、音声通話は1.3倍で推移。この5年でTwitterやYouTubeなどの普及により、爆発的にトラフィックが増えたとしている。特に、都市部でのトラフィック増加が著しく、東名阪では約100倍にも及ぶという。

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これらのデータをいかにして処理するのかが課題であるとしており、「パケ詰まり」という具体的な単語を出して「アンテナバーは立っているがデータが流れない状態」であると説明。パケ詰まりを起こして不安定な回線と、安定した通信が行える回線のどちらが使いたいか?という疑問を投げかけた。

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さらに、昨今の○○Mbpsといった理論値によるスピードの比較を「言いすぎではあるが、光ファイバー並と表現するのは嘘に等しい」とバッサリ切り、高速かつ安定で通信できることが重要であるとした。

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パケ詰まりに効果的な対策として「小セル化」を提唱。一般的な基地局では1つの基地局で1000人をカバーするのに対して、ソフトバンクでは小セル設計を導入し、1つの基地局で100人をカバーすることでトラフィックを分散してきたと強調。「いずれパケ詰まりが起こると想定して、小セル設計を進めてきた」とのこと。

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その結果、基地局の数は19万を突破し、NTTドコモやKDDIの10万局を大きく引き離してNo1になったとしている。1基地局あたりのユーザー数は、NTTドコモが600人と最も多いのに対して、KDDIは350人である一方、ソフトバンクは150人と非常に少ないということを強調。

さらなる小セル化を推し進める方法として、AXGP基地局を2万5000に増設。公衆Wi-Fiの数も45万に達したとしており、セルの小型化を進めていくとしている。

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