速報:ソフトバンク「ダブルLTE」発表、本日からイーアクセスのLTEを利用可能

ソフトバンク株式会社は21日、都内のホテルで「モバイルネットワークに関する説明会」を開催し、iPhone 5、iPad mini、iPad Retinaディスプレイモデルにて、イー・アクセスのLTEネットワークを本日から利用できるようになると発表した。

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新サービス「ダブルLTE」は3月21日から開始。全国一律ではないものの、混雑具合をみて展開していくという。ソフトバンクの2.1GHz帯とイーモバイルの1.7GHz帯を利用。以前に伝えられていたように、最も利用者が多いiPhone 5やiPad mini、iPad第4世代などから対応していくという。

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さらにバックボーンの重要性を強調。東京と大阪を10Tbpsの極太回線で接続し、冗長化として利用。東京が障害などで倒れた場合、大阪を利用。大阪が倒れた場合は逆を利用といった具合に、非常にバックボーンの強化を行ってきたとしている。

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その結果、ソフトバンクは660日に以上、総務省に報告しなければならない重大事故をおこしていないという偉業を達成している。これは偶然でも、隠匿でもなくバックボーンの強化や小セル化などでしっかり取り組んできた成果と強調。2008年にiPhone 3Gをきっかけに早期にスマートフォンに取り組んできたソフトバンクならではの計画性の高さが影響したものと思われる。

「何かソフトバンクが隠しているのではないか?」とお客様から疑われることも多々あるが、「隠匿すると免許はく奪などの罰則がある」としており、その上で「長年、回線の状況が悪い状況であった我々が悪かった」と反省。「人々のイメージはなかなか変わらない」としつつ、ここまでの実績を報告するために今回の発表会を開いたと述べた。

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また、孫社長は「回線の品質を比較するときには、同一機種で比較するのが重要」と強調。機種毎に対応周波数の違いなどがあるために、品質を比較するときは同じ機種であることが大切とした。その上で、iPhone 5を取り扱っているライバルであるKDDIと比較して、音声接続率に1.5%の差があるとした。

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次に、パケット通信における品質の説明を行い、特許出願済みのパケット接続率調査方法を紹介。月間、1.5億件のアプリ通信ログを取得して解析するシステムであるという。解析システムはAgoop株式会社のものを利用するが、この会社は「グループ会社であるため、我田引水のような状況になってしまう。ただ、出来る限り中立性を保てるようにYahoo!JAPANの傘下とした」とした。

このシステムから得られたデータを基地局の設計に利用。その結果、月間約2万件近い苦情が約1万件近くに半減したという。

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同調査を利用した結果が上図。一時、ソフトバンクの接続率が急激に落ちたが「W-CDMA向けのiOS6.1.1にバグがあった。アップル社と共同で取り組み、改善をした」としており、ソフトウェア側の問題であったことを公表。

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上図の青は正常に接続できた部分。赤が通信に滞りがあった点。「分かり難いがソフトバンクが赤色が少ないように見える」としており、このような月間1億5000万のデータを保有しているのは “うちだけ” としており、このデータの重要性を説いた。

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地域別では「東北」を除くすべての地域でソフトバンクが1位を達成。東北のみ、NTTドコモが1位。

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ただし、エリア別パケット接続率では「山間部」が弱い。今後の課題としており、山間部でも繋がるように取り組んでいくとしている。

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ランドマーク別でも、数多くでソフトバンクが1位であるとしており「一時期は、”うちの大学” では繋がらないではないか!とするお叱りを受けたが、改善している」と説明。ただしゴルフ場とスキー場では接続率が悪く、「ゴルフ場は特に悔しい」と今後の改善につなげていく意志を示した。

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これらの成果は「偶然ではなく必然のNo.1」であると強調。小セル化などは一朝一夕で出来るものではなく、長期的な計画で取り組んできた結果であるとしている。

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