未来の風邪も予測可能に?防疫インフラとしてのTwitter

英ロチェスター大学のAdam Sadilek氏をはじめとるす研究者グループが、ツイッターの投稿を基に、近い将来においてインフルエンザに羅患する可能性を予測する実験に成功したとのことです。

emergency-hospital-during-flu-epidemic

この実験では、ニューヨーク市周辺で投稿された位置情報付きのツイートを取得し、これらのツイートを人工知能的なアルゴリズムにかけます。これにより、健康な人の(病気を装った)投稿と実際にインフルエンザを発症している人の投稿を区別・分類し、それらが時間的・空間的にどのように推移していくのかということについて分析しました。

その結果、健康な人がいつ病気を発症してそのことをツイートするかという事について、8日前の時点で90パーセント以上の精度で予測することに成功したとのことです。

Adam_Sadilek_TwitterHealth-large無題nn無題ccv

このグループでは「Germ Tracker」という羅患リスクをマップ上に可視化したサービスを一部地域を対象にして開始しており、インフルエンザの流行期には1日あたり1万件程度のアクセスが有るとのことです。

伝染性の病気の流行状況を表示するツイッター関連サービスは既に世の中に存在していますが、この研究のように将来予測をも可能にした例はこれまでにありません。今後この技術が発展してゆけば、ツイッターのようなSNSにおける何気ない投稿の一つ一つがもつ情報の価値は、益々高まってゆくものと考えられます。

 

[University of Rochester via THE VERGE]
[GemTracker]
[tweetflu]

ソーシャルシェア

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます