米ベストバイ、異例の対応でサムスン特設コーナー常設へ ―Appleに続き2社目

家電小売世界最大手の米ベストバイでは、スマートフォンとタブレットの売上がここ2年間で劇的に増加しましたが、さらに攻勢を強めるがごとく、今月から携帯電話売り場にサムスン特設コーナーを新たに設け、専用のスタッフが販売にあたります。

従来、ベストバイでこのような特別な扱いを受けているメーカーはアップルの他に存在しませんでしたが、サムスンはアップルに続いて2社目となります。

ちなみに、すでに常設されているアップル特設コーナーは、店内の他の場所とは違った独特の雰囲気になっており、あたかもアップルストアの一部を切り取り、それをベストバイに設置したかのように作られています。そこでは十分な陳列スペースが設けられているので、他の客と肩が触れ合うことはなく、ゆっくりと商品を試す事が出来るようになっています。また、アップルストアで得られる体験をベストバイでも得られるようにと、このコーナーで働く従業員には常に知識が豊富でフレンドリーな接客を行います。

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新たに設置されるサムスンの特設コーナーは、巨大なサムスンの看板とともに、多くのサムスン製品を実際に手に取って試すことができるようになっているだけでなく、サムスン製品ならではの機能を熟知したスタッフが客に使い方をレクチャーするといったことが行われるのが特徴です。

米ハイテク系情報サイトのGeek.comは、現在設置が進んでいる「サムスンストア」は、ベストバイ店内でもっとも多くの客が訪れる場所になるだろうと推測しています。

なお、今年4月下旬から世界各国で販売が予定されている「Galaxy S4」が特設コーナー最大の目玉となる事が予想されていますが、同製品はサムスン特設コーナーだけでなく、従来の携帯売り場にも展示される予定です。

新しいスマートフォンやタブレット端末を事前予約して店で受け取るという流れにおいて、ベストバイの役割はより重要になってきており、今年末までには全てのベストバイ店内に「サムスンストア」が設置されるとしています。

サムスンにとって、小売店内に特設コーナーを持つ事は大きなアドバンテージとなり、長期にわたってはベストバイにも利益をもたらすと予想されています。このことは他のAndroid端末メーカーにとって脅威になるとみられておりますが、ベストバイのような小売店に常設コーナーを設置してもらえるほど、売り上げを稼げるメーカーはそうそうありません。

兼ねてから「iOS陣営のアップル、Android陣営のサムスン」と言われるように、ライバルに仕立て上げる戦略を採り続けていたサムスンですが、小売店における存在感も日増しに大きな物となっており、今後もブランド力が増していくものと思われます。

[geek.com]

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