指紋よりも「携帯の位置情報」が個人を正確に特定できると判明

アメリカのマサチューセッツ工科大学とベルギーのルーヴァン・カトリック大学の共同研究によると、調査対象における95%のユーザは、指紋による情報よりも、携帯電話の位置情報によって個人を正確に特定できることが明らかになりました。

trackbycellphone

画像は参考画像

この調査は2006年4月から2007年6月まで、とある欧米の国に在住する150万人の携帯電話ユーザーを対象におこなわれました。 

携帯電話の位置情報で個人を正確に特定できる理由は、ユーザーが移動するたびに自動的に携帯電話が位置情報を送信し、携帯電話会社でエリアごとにユーザーの位置情報のデータベースを構築している点と、さらに通話やSMSを受信したときに通信したアンテナを追跡することで、個人的な移動パターンが判明してしまう点があげられています。

そして、その通信記録と空間的・時間的な情報を法執行機関(警察など)が利用すれば、携帯電話を持つユーザーが具体的にいつどこにいたのかを正確に知ることが可能となり、さらには個人情報の正確な特定に結びつくとしています。

重要な点は、この調査は「iPhone」などのスマートフォンの普及が進む前の、2006年~2007年にかけておこわれたという点です。今日ではスマートフォンが普及し、通話やSMSだけでなく「Twitter」や「Facebook」などといったサービスを利用することにより位置情報を発信していまう場合があり、それによってさらに簡単に個人が特定されてしまう恐れがあります。 

[PhoneArena]

ソーシャルシェア

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます