スマホの輸入急増、携帯分野は1兆円超の貿易赤字 ―iPhoneが8割占める

日本経済新聞は4日、2012年の携帯電話における、日本の貿易赤字が1兆円超の赤字を計上したと報じています。

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報道によると、近年日本の電機産業における貿易黒字は急速に縮小しており、1991年に9兆2000億円だった貿易黒字は2012年には5500億円弱まで減少したとのこと。さらに、携帯分野の分野では「貿易赤字」が1兆円を超えたとしています。

電機産業における貿易黒字の大幅な減少の原因はスマートフォンの輸入拡大にあり、2012年の携帯電話の輸入額は1兆1192億円なのにたいして、輸出額はわずか24億円にすぎません。

輸入される携帯電話の機種では、米アップル社の「iPhone」が輸入額の8割を占めており、さらに2012年の日本の携帯市場における海外メーカーのシェアは4割を超えています。

また、日本の携帯電話メーカーも製造費を抑えるために海外への生産拠点の移動を進めており、そのことも輸入額が増加した原因と考えられます。報道によると、国内メーカーの携帯電話の5割近くはアジア圏で製造されているとのこと。

国内の携帯電話メーカーによる海外進出の必要性は幾度となく説かれてきましたが、その道のりはいまだ遠いようです。先日、パナソニックが携帯電話事業の売却の検討を報じられるなど、国内メーカの苦境は様々に伝えられますが、海外でもスマートフォン分野でブランドを確立しているソニーの今後の活躍に期待したいと思います。

[日本経済新聞]

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