グーグル、1ボタンで文字入力できる画期的「日本語入力システム」を公開

グーグルは1日、同社が提供している日本語入力システム「Google日本語入力」の派生版である「Google日本語入力パタパタバージョン」の提供を開始しました。

「Google日本語入力パタパタバージョン」は、たった1つのキーで、文字入力および文字の削除が行える、非常に画期的な日本語入力システムです。

同社では「多すぎる数のキーやモールス符号を覚えることに悩まされることはありません。今すぐだれでも指一本で使える日本語入力ができました」と発表しており、煩雑な文字入力を単純な操作で行えることをアピールしています。

現在公式サイトでお試し版が提供されており、ブラウザ上で手軽にこのシステムを試用することが可能です。

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さて、勘づいている方が多いと思われますが、これは同社が用意したエイプリルフールネタの一つです。過去には「Google日本語入力ドラムセットバージョン」、「Google日本語入力モールスバージョン」がネタとして発表されており、今回は第三弾になります。

ネタですので製品化することはありませんが(恐らく)、お試し版は本当に機能しており、実際にパタパタ入力を行うことが可能となっています。また使い方を紹介する動画も掲載されており、ネタに対する本気度が窺い知れます。動画後半に登場する「上級者モデル」は一見の価値ありです。

筆者もパタパタバージョンを用いて執筆しようと意気込んだのですが、開始20分ほどでふと我に返りました。周囲が新生活に期待と不安を抱きながら新しい一歩を踏み出している中、私は何をやっているのだろう。そんなことを考えながら、もう5分ほど入力を続けましたが、このままだと来年のエイプリルフールになっても記事が仕上がらないことに気がつき、結局いつも通りのキーボード入力に切り替えました。

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繰り返しになりますが、パタパタバージョンはネタに過ぎません。しかしながら実際に試してみると、スマートフォンでの利用には向いているのではないか、と思うようになりました。

昨今のスマートフォンは画面の大型化が進んでいますが、それでも画面は小さく有限で、キーボードを表示すれば画面の半分ほどを占有してしまいます。にも関わらず各ボタンは小さく、誤入力を多発する人は後を絶ちません。

しかし1ボタンしか存在しなければ、画面の占有スペースは大きく減りますし、入力方法を覚える必要も、間違えて違うキーを押す心配もありません。うっかり押しすぎるともう1巡する必要がありますが、そこは慣れで乗り切れるでしょう。

などという冗談はさておき、パソコンや携帯電話が普及し、スマートフォンが浸透している時代ですが、未だに文字入力に四苦八苦し、敬遠している人は確実に存在しています。パタパタバージョンを製品化するべきとは言いませんが、いずれこういった単純な入力方法が “正式に” 開発され、広まる日が来ることが切に望まれます。

[Google日本語入力パタパタバージョン via GIZMODO]

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