関西の繋がりやすさ、NTTドコモ・ソフトバンク健闘

ICT総研は17日、4月1日~3日にかけて関西のJR・地下鉄8路線にて、スマートフォンの “繋がりやすさ” について調査した結果を発表しました。

計測には、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクともに「iPhone 5」を使用。NTTドコモはiPhoneが公式に発売されていませんが、SIMフリーのiPhone 5にNTTドコモのnano SIMを挿入して使用したとのことです。この件に関して同社は、NTTドコモの「Galaxy S3」とiPhone 5で数値を測定し比較したものの、結果が遜色なく数値は問題ないとしています。

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Credit:ICT総研

3G・LTEを含めた受信エリアの広さはauが1位。ついで、2位がソフトバンク、3位がNTTドコモの結果となっています。また、LTEの接続率としてはNTTドコモが65%と、LTEの先駆者としてきた強みを見せています。NTTドコモのLTE接続率に、ソフトバンクもわずか2%違いの63%と健闘しました。

しかし、auのLTEの接続率は40%と低めの結果になりました。これは、KDDIのiPhone 5は800MHz帯のLTEが利用できず、代わりに2.1GHz帯のLTEを使用していますが、2.1GHz帯のLTEのサービスエリア展開に遅れが出ているためと思われます。

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Credit:ICT総研

また、路線別に「受信エリアの広さ」と「音声通話の切れにくさ」について調査した結果が上記の表となっています。 

JRの7路線において、意外にもNTTドコモよりも、ソフトバンク・auが受信エリアが広いようです。関西8路線においては、「切れにくさ」についてはソフトバンク・auに加え、NTTドコモも健闘した結果となりました。また「測定時間におけるLTE比率」に関して、JR東海道本線やJR阪和線など大阪市内への通勤客の利用が多い路線に関しては、ソフトバンクが1位という結果となりました。

今回の調査は、ソフトバンクの孫正義社長の「各キャリアの通信速度の比較は、同じiPhone 5で実施すべき」という言葉通り、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社が同じiPhone 5で調査が行われました。KDDIのiPhone 5は800MHz帯のLTEに対応しない調査結果であるものの、各キャリアがあまり公表しない関西エリアの調査データは貴重と言えるのではないでしょうか。

[ICT総研]

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