空飛ぶ新聞 ―フランス郵便局、小型無人航空機による新聞配達を試験中

フランス郵政公社(La Poste)は29日(現地時間)、小型無人航空機を使った新聞配達を試験中であると発表しました。

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Credit:La Poste

この試験はフランスのオーヴェルニュ地方で「Air Drone Postal(エアドローン郵便)」という名称でおこなわれており、現在20台の小型無人航空機が試験運用中とのことです。同機はParrot社がフランス郵政公社と共同で開発を進めており、4つのローターを搭載し、1台あたりの製造コストは300ドル以上になるとのこと。 

小型無人航空機の操作はスマートフォンやタブレットを使っておこないます。現在の同機の問題点は、バッテリーが30分以下で消耗してしまうことと、操縦者が近くにいないと操作できないことで、現段階ではまだまだ実用的とはいえません。 

しかし、小型無人飛行機を新聞配達に利用すれば、配達先に犬がいるといった場合や高いフェンスに阻まれるということなく配達できるというメリットがあり、配達員の悩みの一部を解決できるのではないかと期待されています。

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無人航空機は軍事目的での開発が進んでおり、米軍はすでにアフガニスタン紛争やイラク戦争で無人航空機を実践配備しています。数百キロ離れた無人航空機を手元で遠隔操縦する姿をテレビなどで目にした方もいるのではないでしょうか。

無人航空機を戦争目的ではなく、社会のために役立てようという今回のテストは素直に評価したいと思います。ロボットが郵便物を配達してくれる新時代が近づいているのかもしれません。 

[La Poste via VentureBeat]

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