パナソニック、インドでサリー専用洗濯機を発売 ―現地ニーズに応える

毎日新聞は7日、パナソニックがインド市場で民族衣装「サリー」を洗濯するための専用コースを搭載した洗濯機を発売したと伝えています。

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サリーは、使用されている生地が薄い上に装飾的な縫製が多用されているため、洗濯機で洗濯をするとダメージを受けやすいという問題がありました。パナソニックはこの点に着目し、水流や洗濯プロセスなどを徹底的に研究することで、シルクや綿・化繊などあらゆる生地のサリーに対応した洗濯コースを生み出したとのことです。

さらに、停電が頻発する現地の電力事情も考慮し、電源が落ちる前の状態から洗濯を再開する機能も搭載しているとのことで、現地のニーズを正確に把握した上で開発された製品という印象があります。

インドの白物家電市場は、数年前まではサムスンをはじめとする韓国メーカーが圧倒的なシェアを誇っていましたが、パナソニックは2010年から”インド・プロジェクト”としてインド家電市場の攻略に乗り出しており、昨年12月には北部ハリヤナ州で大規模生産拠点「パナソニック・テクノパーク」が稼働を開始しています。

記事によると、この洗濯機に採用されている洗濯プロセスの開発のために半年間で100回以上という実験を繰り返したとのことですが、こういった良い意味での泥くささは韓国勢が苦手とするところでもあります。この「日本らしさ」を武器に、今後のインド市場でのシェア奪回に期待したいところです。

[毎日新聞]
[参考1: パナソニック、インドの複合生産拠点「テクノパーク」が完成(ロイター)]
[参考2:韓国勢に攻勢かける、パナソニックの戦略

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