ペンタックスは9日、1/1.7型裏面照射型CMOSセンサーと開放F値1.8-2.5の明るい大口径光学4倍ズームレンズを搭載した高画質コンパクトデジタルカメラ「PENTAX MX-1」(以下MX-1)を発表しました。発売日は5月3日。価格はオープン価格で店頭予想価格は5万円前後。

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重厚感のある軍艦部などは真鍮製で、グリップラバーにはシボ加工を採用するなど、クラシックなレンジファインダーカメラを髣髴とさせるデザインが特徴的なMX-1は、今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催されたCES 2013で発表され、国内でもCP+ 2013で参考出展されていた機種ですが、これまで国内での発売はアナウンスされていませんでした。

MX-1はコンパクトデジタルカメラの中でも比較的大型の撮像素子を用いた高級コンパクトデジタルカメラに分類される機種で、撮像素子には1/1.7型の約1200万画素・裏面照射型CMOSセンサーを採用しています。

レンズのズーム倍率は35mm換算で28-112mm相当の光学4倍ズームと最近の機種としてはおとなしい数値となっていますが、特筆すべきはレンズの明るさ。開放F値はワイド端で1.8、テレ端でも2.5と非常に明るく、高い描画性能を実現しています。

撮影感度も非常に高く、最高ISO感度は12800。手ブレ補正機能としてセンサーシフト方式と電子式の2つを採用し、より効果的に手ぶれを軽減できる「デュアル手ぶれ補正」も搭載。明るいレンズ性能と合わせて暗所での撮影にも強いのが特徴です。

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機能面では1ランク上のデジタル一眼カメラに匹敵する操作性を有しており、メニュー画面に入ることなく操作が可能な露出補正専用のダイヤルを備えるほか、本格的な作品づくりに便利な「マニュアル」「絞り優先」「シャッター速度優先」に加え、撮影シーンを自動認識する「オートピクチャー」や「プログラム露出」など、全10種類を簡単に設定できるモードダイヤルを設置。

同社のデジタル一眼カメラでも採用しているユーザーインターフェイスや操作系、ボディ内RAW現像なども一部取り入れ、高度で本格的な撮影が可能となっています。

背面液晶は約3インチ・92万画素で、コンパクトデジタルカメラでは珍しいチルト稼動方式を採用。上方に約90度、下方に約45度傾けられるようになっており、ローアングルやハイアングルでの撮影を容易にしています。

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H.264形式のフルHD(1920×1080px/30fps)動画撮影にも対応し、動画撮影専用のボタンを軍艦部に配置。どの撮影モードを利用していてもスムーズに動画撮影が行えます。また撮影サイズはVGA(640×480px)になりますが、動画をスロー再生できる「ハイスピードカメラ」や、早送りで再生することができる「早送り動画」などにも対応し、幅広い映像表現を手軽に楽しむことが可能です。

電源にはリチウムイオンバッテリーを採用し、静止画撮影枚数は約290枚。ストレージにはSDカード(SDXC規格まで対応)を採用。本体サイズは約122.5(W)×60.0(H)×51.5(T)mm(操作部材、突起部除く)。本体重量は約391g(電池、SDカード含む)。

[ペンタックス via デジカメWatch]