米グーグル会長、「Don’t be evil」は愚かなルールだと発言

グーグルの会長を務めるエリック・シュミット氏は、NPR(National Public Radio)の番組の中で、グーグルのスローガン ”Don’t be evil.(悪をなさない)” は愚かなルールであると発言しています。 ”悪” の定義が明確でなく、プロジェクトの邪魔になってしまうからであるとのこと。

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“Don’t be evil” はグーグルが創業初期の頃に表明していた「悪をなさない」という意味のスローガンです。近年グーグルは、同社サービスによる個人情報の収集や、プライバシーポリシーの改定など、そのモットーに反する行動をしているのではないかとの見方を一部でされており、話題になっていました。

シュミット氏がこのスローガンに否定的なのは、 ”悪” の定義があいまいすぎるという理由があるとのこと。一般に、大多数が ”悪” ととらえることがこれに該当するのだろうと見方を示していますが、その線引きは明らかでないとしています。また、新サービスや新製品のプロジェクトを進める上で、エンジニアのうちひとりでも「それは悪だ」と発言してしまうと、プロジェクトそのものではなく「悪かそうでないか」ということに注力をおいてしまい、計画自体はストップしてしまうとしています。

それではグーグルは悪なのか、と実体が気になりますが、シュミット氏によると、個人の検索情報は12~18ヶ月保持されるもののその後はすべて破棄され、個人のメールを閲覧するというようなことも絶対ないとしており、個人情報の保護に務めているということが伺えます。

企業の個人情報収集によって、個々にマッチした便利なサービスが各社から提供されていますが、その中でもグーグルは飛び抜けて膨大なデータを持っており、不安に思う利用者がいるのも事実です。今後企業がより安心して使えるサービスを提供することを望むばかりです。

[NPR via Slash Gear]

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