HTC、12インチWindowsRTタブレット計画を中止 7インチに焦点

ブルームバーグは30日(米国時間)、匿名の情報筋からの情報として、HTCが開発中とみられていた2048×1536ドット表示に対応する12インチのWindows RTタブレットが見送られたと伝えています。

開発が中止された理由としては、製品自体に十分な需要が無いと判断されたことや、コストが高くなりすぎる点が指摘されています。この件に関してHTCはコメントを差し控えました。

しかし一方で、今年後半にはWindows RTを搭載した7インチのタブレットがリリースされる計画であるとされており、プロセッサには2.3GHz駆動のSnapdragon 800、2GB RAM、16GBストレージといったスペックであると情報源は主張しています。

Microsoft_Surface_Pro

Microsoft Surface Pro

Windows RTはARM系プロセッサに対応するOSとして発売前は大いに期待されたものの、実際は出足が鈍り、お世辞にも成功とはいえない状況です。さらにマイクロソフトが自社端末「Surface」をリリースしたことが他ベンダーのやる気を削いでいるとも指摘されており、台湾のAcerは強い反対を表明していました。

Windows RTは、すでにAndroidやiOSプラットフォームが激戦を繰り広げる7インチ・10インチ市場以外にも、12インチといった比較的大きなサイズのタブレットや、VAIO Tapのような “巨大端末” の需要喚起になるとして期待されていましたが、結果的には主戦場である7インチや10インチといった激戦区に取り込まれてしまうようです。

『家庭用PC』という言葉が死語になりつつある今、タブレットという新たな情報端末にマイクロソフトがどの程度切り込んでいくことができるのか、今後の動きに注目が集まります。

[ブルームバーグ via Neowin]

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