KGI証券のアナリストを務めるミンチー・クオ氏は投資家向けのレポートの中で、米グーグルは「次期Nexus 7」を5月15日~17日(現地時間)に開催される「Google I/O 2013」で発表し、一方米アップルの「次期iPad mini」の発表には遅れが生じるだろうと報告しています。

クオ氏によると、次期Nexus 7は「Android 4.x Jelly Bean」「1920×1200ドット・7インチのLTPS(低温ポリシリコン)液晶ディスプレイ」「クアルコムのSnapdragon S4 Pro」「約500万画素の背面カメラ」「Qi方式のワイヤレス充電」を搭載するだろうとのこと。デザインはiPad miniのようにベゼルが狭く、値段は199ドル(約2万0020円)に抑えられるだろうとしています。

そして、アップルは7月~9月に次期iPad miniを発表すると噂されていますが、同氏は生産上の問題から、そのスケジュールには疑問符がつくと報告しています。

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画像は現行モデルのNexus 7とiPad mini

KGI証券のミンチー・クオ氏は、Topeka Capital Marketsのアナリストを務めるブライアン・ホワイト氏と共に、アップル製品に関する予測において一定の信頼を得ている人物です。

同氏によると、グーグルは恐らくタブレット端末を1台売るごとに5ドル~10ドルの損失を出すだろうが、音楽や映画の販売収入や広告収入からその赤字を補うだろうとしています。また、次期Nexus 7もWeb上の「Playストア」で販売され、ASUSや小売店が販売するモデルはストレージが大きいモデルになるだろうとのこと。

グーグルが損失覚悟で安価、かつ十分なスペックなタブレット端末を販売することは、消費者にとっては喜ばしいことですが、Androidベースのタブレットを販売する他のメーカーにとっては強力な競争相手となりそうです。

[AppleInsider]