サムスンは20日(現地時間)、55インチ・65インチの4K対応テレビを6月に発売すると発表しました。サムスンは1月に85インチの4K対応テレビを発売していますが、より小さいサイズの製品を市場に投入し、次世代テレビに攻勢を強める構えです。

6月に発売される本製品は、ハードとして4Kに対応するだけでなく、既存のコンテンツをアップスケーリングすることで、フルHD(1080×1920)の映像を4Kと同等の画質で楽しめるとしています。元の映像の解像度を自動検出し、ノイズの除去や画質の向上をサムスン独自のアルゴリズムエンジンで処理することで実現するとのこと。

「Micro Dimming Ultimate」と呼ばれる調光技術を用いることで、画面を細かく分析し、コントラストを向上することも可能であるとしています。

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また、4Kの規格はまだほとんど策定されていないのが現状ですが、本製品では「Samsung Evolution Kit」と呼ばれるアップグレードを用意し、新しいテレビを購入することなく、ハードウェアとソフトウェア両面で新規格に対応することができるとしています。

55インチ・65インチの4Kテレビといえば、ソニーも6月1日に国内発売すると発表しています。

気になるのはお値段ですが、ソニーの4Kテレビは55インチが50万円前後、65インチが75万円前後であると予想されているため、サムスンのテレビのこれと似たような価格帯になるものと考えられます。

これまで製品そのものが大きく、高価だった4Kテレビですが、一回り小さくなり価格も下がることで購入へのハードルは下がりつつあるものと思われます。とはいえ、既存のテレビと比べればまだまだ高価で、その魅力がどの程度消費者に伝わり、今後普及していくのか、注目が集まります。

[サムスン via Engadget / gizmag]