速報:シャープ、過去最大5453億円の赤字 人事交代で責任明確化へ

経営の立て直しを進めるシャープは、14日に発表した2013年3月期の連結決算において、最終損益5453億円の赤字になることを明らかにした。同社の赤字額においては過去最高額。

損失に至った特出べき理由として、同社は事業構造改革に1433億円の特別損失を計上したことに加え、減損損失を挙げている。同社は経営の立て直しを図るために人員整理を進めており、その費用がかさんだものとみられる。

なお、同時に、今月25日付けで奥田隆司社長が会長に就任し、高橋興三副社長が新しく社長に就く人事を正式発表した。この件は昨日、主要紙で報じられていた通り。

sharp

売上高は前の期1%増となる2兆4785億円、営業損益は1462億円の赤字と、前の期よりも1078億円の赤字が拡大した。同社は省電力の液晶パネルIGZOなどを主軸として新たな経営戦略を推し進めているだけに、同戦略の成功可否によってはさらなる赤字拡大も考えられる。

2014年3月期の業績予想は50億円程度の黒字転換を見通している。

同社は韓国サムスン電子との業務提携を進めており、IGZO方式を採用した液晶パネルの優先供給に加え、つい先日には白物家電分野でもOEM供給することを明らかにしている。液晶を主軸に2000年代には大きくかじ取りを行い、その液晶分野でサムスン電子に壊滅的状況に追い込まれた同社にとって、サムスン電子との提携は苦渋の選択であったものと思われる。

[NHKオンライン]

ソーシャルシェア

このニュースでディスカッション
  • コメントを投稿する際には「コメントガイドライン」を必ずご覧ください
  • コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
  • 主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます