東芝、世界最小NAND型フラッシュメモリーを量産へ

東芝は21日、線幅19nmの微細回路を使い、容量64Gb(ギガビット)として世界最小の94平方ミリメートルのチップ面積を実現した「NAND型フラッシュメモリー」を、今月から三重県四日市市の工場でで量産すると発表しました。このフラッシュメモリは高速書き込み回路方式により、2bit/セル製品としては世界最速クラスの25MB/秒の書き込み速度を実現したとしています。

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Credit:東芝

この新チップは同社の従来製品より約3割面積が小さくなります。チップが小型化されることによって、搭載製品も小型軽量化させることができる上、集積密度が大きくなることにより大容量化にもつながります。さらに東芝は、2013年第2四半期中に19nmプロセスを用いた3bit/セル製品を量産化する予定としています。これによってますます大容量化(もしくは製品の小型化)が進むと予想されます。

フラッシュメモリーはメモリーカードやスマートフォン、タブレット、さらにはSSDなどの記録媒体として非常に幅広く使われていますが、今後このチップを利用したより大容量の端末が出てくることが期待されます。

94平方ミリメートルというと、一般的な小指の爪の大きさ程度です。また、19ナノメートルは、A型インフルエンザウイルスの大きさの約5分の1と表現できます。近年のナノテクノロジーの精密さを感じずにはいられません。

[MSN産経ニュース][東芝]

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