パナソニック、家電生産の金型製造で3Dプリンター活用へ

日本経済新聞は16日、パナソニックが家電に用いられる部品の元となるいわゆる “金型” を3Dプリンターで積極的に生産する方針だと報じています。

従来は、金属を一から様々な工作機械で研磨し、1ヶ月程度の時間を費やして家電部品の生産に使われる金型を生産していました。また、金型の生産には高い精度と強度が要求され、技術的なハードルが高いことから、金型生産には多額の費用がかかっていました。

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画像はイメージ

しかし、パナソニックは3Dプリンターで、金属粉を溶かして積み重ね金型生産をすることにより、金型そのものを低コストかつ2週間という短期間で仕上げることができ、大量生産の効率を高めることを可能としました。

パナソニックは今回開発した金型そのものを3Dプリンターで作成する技術を用いて、金型の生産費用を減らし、樹脂部品へのコストを削減する狙いがあります。

3Dプリンターは、主にデザインの検証などに使われることが多いです。しかし、今回のパナソニックのように3Dプリンターで金型をそのまま作成し、金型へのコストを下げる取り組みは、多くの部品を必要とする工業分野にも広がる可能性があります。パナソニックを皮切りに、今後多くの製造企業が3Dプリンターを導入するのではないかと思われます。

[日本経済新聞]

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