サムスン、FacebookPhoneの開発を断る ザッカーバーグの頼み実らず…

コリアヘラルドが18日に報じたところによると、同日に訪韓したフェイスブック社のマーク・ザッカーバーグCEOがサムスンと行った会合において、Facebook Phoneの開発打診をサムスン側に断られていたことが明らかになりました。

この情報を明らかにした消息筋によると、”第2のグーグル” になり得る企業に協力することはサムスンにとってプラスに働かないと判断されたとのことです。もちろん、先にHTCが発売した「HTC First(通称:Facebook Phone)」が歴史的な失敗に終わったことも影響しているものと思われますが、消息筋が明らかにした理由はとても興味深いものです。

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Galaxy S4発表会は、使い方の提案が中心に

先進国におけるスマートフォンの普及速度は遅滞傾向にあり、スペックシート上の競争もひと段落しつつあります。リッチな3Dゲームを楽しむ場合を除いては、ブラウジングやメッセージングサービスを概ね快適に利用できる状況にあり、Galaxy S2時代にサムスンが示していた「ハイスペック」という宣伝方法は、Galaxy S3からは控えめになり、Galaxy S4ではひっそりと扱われる程度になりました。

サムスンは従来のハードウェア偏重型からソフトウェア偏重型にシフトし始めており、その流れはサムスン以外のメーカーにとっても例外ではありません。

サムスンは「S Voice」といった音声アシスタント機能や、視線の検知機能、統合クラウドといった付加サービスの開発を強化しており、コンテンツ配信プラットフォームの育成を重要課題に位置付けているといわれています。インテルなどと共同開発を進める「Tizen OS」は、発展途上国において、その中核を担う存在になるとみられており、アップルのiTunesやグーグルのGoogle Playに続く存在の育成に必死な状況です。

もはやサムスンの敵はアップルではなく*フェイスブックであるとも言える状況ですが、「電機」で成長してきたサムスンがどこまで食い込むことができるのか、本当の勝負はここからです。

(※コンテンツ配信でリードしているアップルが真のラスボスであることには違いない。3位の座を争う競争が繰り広げられるという意)

[Korea Herald via BGR]

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