ガラケーユーザー6割、スマホ必要性感じず

MMD研究所は8日、フィーチャーフォン(ガラケー)を所有している15歳から69歳の男女を対象におこなった「フィーチャーフォンユーザーの携帯端末に関する利用実態調査」の結果を発表しました。

調査項目は「スマートフォンの購入意向」「現在利用している端末の購入時期」「よく利用している機能」「スマートフォンの購入を検討しない理由」などで、調査期間は6月21日~6月24日、調査対象人数は992人(内訳 NTTドコモユーザー:331人、auユーザー:330人、ソフトバンクモバイルユーザー:331人)でした。

スマートフォンの購入を検討しない理由

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Credit:MMD総研

調査項目「スマートフォンの購入を検討しない理由」では、 “スマートフォンの必要性がない” が63ポイントを占めトップでした。確かに、インターネット上でもスマートフォンを購入しない理由として “ガラケーで十分” “何に使えばいいのかわからない” といった声がよく聞かれます。

次に、 “月額料金が高い” が58.1ポイントで2位でした。こちらもネット上では、「ガラケーなら月額料金が1000円〜2000円程度で収まるのに、スマホにするだけで携帯料金が6000円〜7000円近くに上がるのは納得できない」という声がしばしば聞かれます。

スマートフォン購入意向

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Credit:MMD総研

調査項目「スマートフォン購入意向」では、 “特に決めいていない” が46.1ポイント、 “購入する予定はない” が33.4ポイントで、合計すると約8割のガラケーユーザーがスマートフォンの購入を決めていないことがわかります。

現在携帯キャリア各社は取り扱う携帯電話のランナップからガラケーをほとんどなくし、スマートフォンへの乗り換えを強力に促進していますが、当のガラケーユーザーはスマートフォンへの乗り換えをあまり予定していないという調査結果となりました。

現在利用しているフィーチャーフォンでよく利用している機能

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Credit:MMD総研

調査項目「現在利用しているフィーチャーフォンでよく利用している機能」では、 “通話機能” が94.3ポイント、 “メール機能” が90.1ポイントで、ほとんどのユーザーがこの2つの機能をガラケーの主な利用目的としていることがわかります。

そして注目すべきは、 “インターネット機能” が22.4ポイントで5位にランクインしていることです。スマートフォンユーザーが頻繁にインターネット機能を利用するのに対し、ガラケーユーザーはインターネット機能をあまり利用していないことが伺えます。

現在利用しているフィーチャーフォンを購入した時期

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Credit:MMD総研

調査項目「現在利用しているフィーチャーフォンを購入した時期」では、半数以上のガラケーユーザーが3年以上前に端末を購入していることがわかりました。しかし上の調査結果をみると、これは次に乗り換えるスマートフォンを探しているというよりも、乗り換えたいガラケーの機種がない、という心理が伺えます。

まとめ

上にも書いたとおり、現在携帯キャリア各社はガラケーユーザーにスマートフォン機種への乗り換えを力強く提唱していますが、当のガラケーユーザーはスマートフォンに魅力を感じている人は少ないようです。たしかに、「必要性を感じない」スマートフォンに「高額な月額料金」を払いたくないという主張は極めて合理的であるとも思えます。

現在スマートフォンでインターネットを利用するのにほぼ必須である「パケット定額プラン」は、月額5000円〜6000円程度を必要とします。ガラケーユーザーをスマートフォンに乗り換えさせるためには、さらなる廉価なパケット定額プランを提供する必要があるのではないでしょうか。

ウィルコムは先日、1GBまで月額2980円で利用できる従来よりも低額なパケットプランを発表しましたが、このようなより廉価なパケット定額プランの登場が望まれます。

[MMD研究所 via impress]

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