DigiTimesは16日(現地時間)、業界筋の話として、iPhone5Sが発売されてから最初の3ヶ月間(四半期単位)に出荷される数量は、“指紋認証チップ” と ”LCDのドライバーチップ” の生産上の問題から減少せざるを得ないだろうと伝えています。

fingerprint 1 (1)

情報によると、指紋認証チップとLCDのドライバーチップの量産は、本来であれば6月下旬~7月初旬に開始される必要があったものの、生産上の問題から両チップの商業生産は7月下旬まで遅れるとのことです。また、チップ生産の遅延はiPhone5Sの初期生産量に影響をあたえるだろうとしています。

なお、指紋認証チップに関しては、米アップルが昨年7月に3億5600万ドル(約355億円)で買収した “AuthenTec社” によって設計されており、生産は台湾TSMCが担当しているとのことです。

iPhone5Sに搭載される新機能として、指紋認証機能の他に “NFC” の搭載も噂されており、こちらも7月に台湾紙 “工商時報” が「iPhone5Sに搭載するNFC関連部品の生産が難航している」と報じています。

新製品が、新しい機能やデザインを取り入れた時に生産がうまくいかないという “産みの苦しみ” は、一般的に多くの製品や企業が味わうものです。しかし、アップルは今秋にリリースが予定されている新OS「iOS 7」とほぼ同時期にiPhone5Sを発売するとみられており、部品生産の問題からiPhone5Sの発売を遅らせる可能性は低いと思われます。

そのため、今回の報道が事実だとすれば、iPhone5Sが品薄になる可能性も浮上しました。

[DigiTimes]