Among Techは12日(現地時間)、信頼できる筋の情報として、マイクロソフトがスマートウォッチのプロトタイプを既に開発中であると伝えています。端末の外装には、半透明かつガラスの4倍の強度をもつ「酸窒化アルミニウム」と呼ばれる素材が使われているとのこと。バンド部は取り外しが可能で、ブルー・レッド・イエロー・ブラック・ホワイト・グレーの6色が存在するとしています。

また、OSにはスマートウォッチ用の「Windows 8」が採用されており、物理ストレージ6GBの大半を使う容量であるとのこと。その他のデータは主にLTE回線によるクラウドストレージで対応するとしています。機能としては、スマートフォンと連携して、プッシュ通知や再生する音楽の切り替えが利用できるとのこと。何ができるのかは言及されていませんが、単独での使用も可能であるとしています。

なお、同製品の詳細が明らかになるのは、2014年になるだろうとAmong Techは予想しています。

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画像はソニーの「SmartWatch 2 SW2」

スマートウォッチと言えば、最近アップルが「iWatch」の商標を各国で出願していることで話題になっていますが、マイクロソフトも負けずに製品開発を行っているようです。また、ソニーがAndroidベースの「SmartWatch 2 SW2」を既に発表しており、スマートフォンにおける3つのOSの競争がスマートウォッチにも拡大する可能性がありそうです。

スマートフォンOSの歴史を紐解くと、その存在を市場に認知させたiPhoneがまず大きなアドバンテージを得て、そこにAndroidが追従する流れになっていました。「Windows Mobile」で大きく先行していたはずのマイクロソフトは、現代のスマートフォンへの適応が遅れ、新名称のOSとなった「Windows Phone 7」を大きく普及させることはついに叶いませんでした。その勢力図が今も大きく変わっていないことを考えると、スマートウォッチ市場においても、最初に需要を掘り起こし、普及させたメーカーが優位に立てるものと考えられます。

本格的な競争は来年以降になるものと思われますが、ユーザーの心をつかみ、使いたいと思わせる製品を最初にリリースするのはどの陣営になるのでしょうか。注目です。

[Among Tech via THE VERGE]