新型iPadは9月発表の見通し ―台湾メディア

DigiTimesは8日(現地時間)、サプライチェーンからの情報として、米アップルが開発中とみられる「新型iPad」の発表は9月であり、「新型iPad mini」に関しては発売時期が遅れる可能性があると伝えています。

情報筋によると、新型iPadは既に生産の準備を終えているため、今後仕様が変更される可能性が低いとしています。伝えられるところによると、新型iPadはこれまでのリーク通り「iPad mini」のようなスリムなベゼルデザインを採用しコンパクトサイズに変更される一方、バックライトに使用しているLEDバーを現行の2本から1本に減らすことで、バッテリー持ちを向上させているとのことです。

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また、記事の中では新型iPad miniについても言及されており、現行モデルよりもさらにベゼルが狭いデザインの採用を検討しているとしています。左右のベゼルを狭くすることで、手の小さいユーザーでも片手で掴みやすくなることが期待されます。

注目されているRetinaディスプレイの搭載についてですが、アップルは未だに搭載可否を決めかねており、仮にRetinaディスプレイを搭載することになれば、新型iPad miniの発売は第4四半期(10月〜12月)まで遅れる可能性があると言及されています。

アップルのRetinaディスプレイは、スマホ・タブレットなどにおける高精細ディスプレイブームの先駆けになったと言っても過言ではない一方で、初代モデルからRetinaディスプレイ搭載が期待されていたiPad miniは、蓋を開けてみればRetina非対応でした。Androidタブレット端末が6~7インチ台のモデルでも高精細液晶ディスプレイを搭載する中、iPad miniは出遅れる立場になりつつあります。

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iPad miniにRetinaディスプレイの搭載が進まない背景には、米アップルが重視しているとみられる「総合的な使用感の向上」の存在があるものとみられており、先日発表された新型MacBook Airもその典型的な製品の一つと言えるかもしれません。というのも、新型MacBook Airはバッテリー駆動時間を大幅に伸ばしたものの、ベンチマーク上のスコアは前世代よりも若干劣っています。しかしながら、MacBook Airで一般的に行うような作業内容では不満を感じにくい(または感じない)動作感を実現しており、体感できない程度のスペック向上を図るよりも、バッテリー寿命を延ばすことが総合的な満足度向上に繋がると判断したと言われています。

このようなことは新型iPad miniでも検討に検討を重ねているものとみられ、iPad miniは持ち運びやすさを重視する製品であるため、軽さを犠牲にしてバッテリー容量を増やすことは考えにくく、さらに駆動時間を犠牲にすることも避けるものとみられます。アップルはユーザー体験とスペックを天秤にかけて、今も悩んでいるのかもしれません。

[DigiTimes]

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