PC・デジタル家電における2013年上半期No.1メーカー発表

BCNは19日、「BCNランキング」に基づき、PC・デジタル家電166の製品ジャンルにおいて2013年上半期にもっとも販売量数が多かった「上半期No.1メーカー」を発表しました。

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BCNランキングとは

BCNランキングとは、全国量販店22社のPOSデータを日ごとに集め、製品ジャンルごとに集計した実売データベースです。今回の発表は、そのデータベースに基づいて行われています。また本記事においても、そのデータに則り考察を行います。

PC編

“デスクトップPC部門” についてはシェア25.5%でNECが、”ノートPC部門” では25.5%のシェアで東芝がNo.1に立ちました。そして、”ウルトラブック部門” については29.3%でソニーがシェアNo.1を獲得しました。

部門 メーカー名 シェア
デスクトップPC NECパーソナルコンピュータ 25.0%
ノートPC 東芝 22.5%
ウルトラブック ソニー 29.3%

PC市場においては、今年の6月に「VAIO Pro/Duo」を発売したソニーの躍進が目立ちます。これは、ウルトラブック部門にて2012年1月~12月に26.6%のトップシェアを持っていたASUSを超えた結果になります。

特にVAIO Proについてはウルトラブックとして世界最軽量となる870gを達成し、ソニー独自の高画質液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用するなど、ソニーの本気が感じられる製品でした。後述するようにPC分野ではタブレット端末の普及に伴って購入に鈍化が見られますが、そのような状況だからこそ、ユーザーの「ほしい!」という気持ちを確実に捉えられるような製品の登場がより一層期待されます。

スマートフォン編

スマートフォンについては、アップルジャパンが34.5%のシェアでNo.1を獲得しています。これは言わずもがな「iPhone」シリーズの人気によるものだと推測され、同時期に行われたNTTドコモの「ツートップ戦略」の成果もiPhone人気を完全に切り崩すものとはなりませんでした。

なお、No.2は「XPERIA」シリーズを販売するソニーモバイルコミュニケーションズでありましたが、13.6ポイントの差をつけられています。

部門 メーカー名 シェア
スマートフォン アップルジャパン 34.5%

タブレット編

タブレット分野では、こちらもアップルジャパンがシェア49.7%と圧倒的な「iPad」人気を表しました。一時期はiPadの在庫不足によって「Nexus 7」にNo.1を譲っていたものの、在庫の回復とともにシェアを大きく伸ばしています。

部門 メーカー名 シェア
タブレット端末 アップルジャパン 49.7%

2013年上半期は、PC・タブレットにおいて大きな転換期となりました。PC全体の販売台数が前年比76.6%と低迷するなか、タブレット端末は前年同月比196.2%と大きく販売台数を伸ばしました。これはNexus 7に代表されるような低価格かつ高品質な製品の市場への登場や、昨年末に「iPad mini」を発売したiPadシリーズの人気によるものだと思われます。

タブレットPCは新しいPCとなりうるか

2013年上半期は、まさにタブレット端末とPCの勢力反転の時期だったと言えるかもしれません。タブレット端末については、7インチ前後~10インチ以上と豊富な画面サイズを備え、さらに独自機能の搭載・豊富なアクセサリーを用意するなど、魅力的なポイントが目立ちます。小型高性能化が進み、タブレット端末を屋外で見かけることも多くなりました。タブレット端末はますます私達の生活にとって、身近なものになってくるのかもしれません。

また、Windows 8によるPCとタブレット端末の融合にも目が離せません。性能は上がりつつもiPadやその他Android端末では、ネットブラウジングや各種コンテンツを楽しむといった ”受身的な” 利用が中心になってしまいがちです。そこで、より ”積極的に” 生産的な使い方ができるかどうかという点が、これからのタブレット端末に求められてくることでしょう。

[BCN via マイナビニュース]

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