今回レビューを行うのは、中国メーカーOPPO社のAndroidスマートフォン「OPPO Find 5」。

GPSや各種センサーなども当然のように備えており、Google Playストアも利用可能だ。スペックの特徴としては、5インチで1920×1080ドット表示に対応した高精細IPS液晶ディスプレイを搭載。クアルコム製クアッドコアプロセッサ、2GB RAMを採用しており、スペックの面でも申し分がない。価格も4万円台後半と、昨今の7~8万円する端末と比較すると大分安く感じてしまう。

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OPPO Find 5は欧米での評価が高く、ユーザーと開発者の距離が近いことも特徴。公式WEBフォーラムを通じて、頻繁にファームウェアやカスタムウェアの提供が行われるなど、HTCやサムスンといった老舗メーカーでは考えられないような “ガジェオタ天国” がそこにはある。

日本において、中国メーカーの製品を扱う際に絶対に避けて通れないのは「信頼・性能」といった点における『負の先入観』であることは言うまでもない。日本には国民が信頼を寄せる家電メーカーが多数存在しているし、文化・歴史的な背景といったことも影響しているだろう。

どうしてもマイナスイメージが先行してしまうのは仕方がないことではあるが、結論から言ってしまえば、OPPO Find 5は見事にそのような先入観を払拭してくれる機種だ。(他人とズレていることを承知している)管理人自身は、そもそも負の先入観を持ち合わせていなかったが、仮に、読者の皆様がこの機種を使用する姿を想像するならば、決して避けては通れない事柄だと思う。しかしながら、このレビューを通じて中国メーカーに対する今までにない発見や驚きがきっとあるはずだ。

OPPO社による公式アナウンスによると「Google Play Edition」の販売も検討されている機種だけに、一体どのようなポテンシャルを秘めているのか紐解いていこう。

ハイエンド機に相当するスペック

まずはスペック紹介。以下にレビューに使用した機種のスペックを掲載する。

搭載OS Android 4.1.1
ディスプレイ 5インチ IPS液晶
解像度 1920×1080ドット
CPU 1.5GHz駆動 クアッドコア
Snapdragon S4 Pro
APQ8064
RAM 2GB
内蔵ストレージ 16GB
※32GBモデルも存在
外部ストレージ 非対応
背面カメラ 1300万画素
ソニー製Exmor RSセンサー
前面カメラ 190万画素
対応ネットワーク W-CDMA 850/1700/1900/2100MHz
GSM 850/900/1800/1900MHz
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n
Wi-Fi Direct対応
Bluetooth Bluetooth 4.0
NFC 対応
バッテリー容量 2500mAh
バッテリー取り外し可否 不可
サイズ 141.8(H)×68.8(W)×8.8(T)mm
重さ 165g

スペック表をみて分かるように、日本で販売されている2013春モデルのスマートフォンと遜色ないスペックを有している。背面カメラにはソニー製のExmor RSセンサーを採用した1300万画素のカメラを搭載しており、そのあたりの選定にも妥協が無い。「どこの撮像センサーが使われているか分からない」といった先入観を持っていた人にとっては驚く点の一つであろう。

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注目すべきは5インチで1920×1080ドット表示に対応した高精細IPS液晶ディスプレイを搭載している点。OPPO Find 5が中国で発売されたのは今年1月頃であったことを考えると、日本を賑わせたフルHD端末「HTC J Butterfly」とほぼ同時期にその性能を有していたことになる。もはや老舗スマホメーカーとの間に開発ラグなど存在しないのだ。

今回の機種は16GBモデルであるが、音楽や動画を溜め込んでおきたいという方には32GB版がオススメだ。とはいえ、個人的には16GB版で十分である。GmailやDropboxといったクラウドサービスを利用しているし、出先で音楽を聴く際には専用端末やiPhoneを使用している(※iTunesの絡みで)。そういった複数機種持ちユーザーにとって、ストレージ容量は大して問題にならないのではないかと思っているが、なにぶん使い方は人それぞれなだけに、自身の使い方に合った最適な選択をしたいところだ。なお、microSDなどの外部メモリには非対応である。

それでは早速、写真を交えながら外装や質感について触れて行こう。