レビュー:魅惑のフルHD中華スマホ「OPPO Find 5」 気になる完成度は

剛性が与える「高級感」

レビューに使用したホワイトモデルのOPPO Find 5は、ポリカーボネートの外装ながらもボディの周囲はステンレス合金でガッチリ囲われている。当然ながら、それが “重さ” というものに反映されて165gとやや重めではあるものの、剛性をしっかりと感じられるメリットを生みだしている。触ったときに安っぽさなど微塵も感じないし、握った際の軋み(きしみ)もない。

裏蓋が取り外せる機種には相応のメリットが存在するものの、製品によっては薄さを追求するあまりに剛性から感じられる質感が失われているものも多い。持っただけで “ギシッ” とするのはどうも心地良いものでは無いだけに、個人的にはOPPO Find 5に好印象を持った。

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塗装面は若干の光沢をもちながらも、サラサラとした手触り。指紋などが気にならない艶消し仕上げになっている。

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背面の周囲にはL字の切欠きが入っており、それがデザインにアクセントをつけている。恐らく、取り外し不可の裏蓋が接着されているものと思われるが、その裏蓋らしきものが本体サイズよりもわずかに小さめに作られているのだ。

背面の上部中央にはデュアルフラッシュとカメラレンズが配置され、下部にはドット・メッシュ型のスピーカーがある。なお、背面はカーブ形状になっており、手に持った際のフィット感向上に一役買っているようだ。もちろん、薄く見せるための工夫でもあるのだろう。

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本体左側面・電源ボタンとSIMカードスロット

左側面にはSIMカードトレイがあり、ピンを挿入すると飛び出すタイプを採用。電源ボタンもこちら側にある。

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本体右側面・音量スイッチ

右側面には音量ボタン。左手で本体を持った際に親指が電源ボタンの位置に来て、人差し指が音量ボタンの位置に来るという絶妙な配置だ。両手持ちする端末においては、個人的にこの配置が一番好きではあるが、4インチ台前半の片手持ち出来る機種であれば逆配置のほうがベストであろう(※いずれも右利きの場合)。

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本体上部側面・ステレオミニジャック

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本体下部microUSB端子

本体上部側面・左側にはステレオミニジャック。本体下部側面にはmicroUSBポートが存在する。

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システムキーは左から「メニュー」「ホーム」「戻る」の順。オンスクリーンタイプではないので、しっかりと1920×1080ドットが表示領域となる。ベゼル幅は標準的なものだ。

こうしてみると、外装だけにおいても “チープ” といった言葉とは無縁の存在であり、日本の大手キャリアの端末ラインナップに並んでいてもなんら不思議がない程の出来栄えである。

フルHD・IPS液晶は高画質

ハードウェア面での注目要素である5インチのフルHD液晶は、IPS方式を採用。視野角が広いことに加え、採用されているパネルの発色はすこぶる良い。昨今の端末ではVAパネルを採用したモデルも存在するが、5インチサイズになると視野角が重要視されることもあり、やはりIPS方式が望ましいと思う。

HTC J Butterflyと画質比較するのは非常に難しいほどの軽微な差・または差が無いといっても過言ではないが、有機EL(AMOLED)を採用するGalaxy S4と比較すると発色の良さは確かに劣る。しかしながら、Galaxy S4に搭載されている有機ELパネルは、画素配列において、RGBに加えて劣化が速い「B(Blue)」を増やした特殊な方式になっており、細かな文字や斜めのラインで荒さを感じることがある。その点、高精細の液晶パネルはとても滑らかだ。本来の意味での解像度は441ppiに相当し、きめ細かい綺麗さというものを十分に感じる。

外光センサーの反応も良く、暗い場所ではバックライトの輝度を適切に落としてくれる。ただし最低輝度でも就寝時にはまぶしく、別途専用のアプリなどで輝度を落とすといった処置が必要かもしれない。

屋外での視認性は一般的な液晶と変わらず。直射日光下では見えにくくはなるが、これは概ね、液晶ディスプレイを採用するどのスマートフォンでも同じだ。

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