ソフトバンク、米スプリント買収を10日に完了 ―世界3位キャリアへ

ソフトバンクは8日、米スプリントの買収が10日(現地時間)にも完了する見込であることを発表しました。

ソフトバンクのスプリント買収については、競合していた米ディッシュが買収から手を引き、5日にFCC(連邦通信委員会)の了承も得られたことから、今回の買収完了の発表に至ったとのこと。同社は先日スプリントのLTE通信網の強化計画についても発表しており、いよいよソフトバンク傘下のスプリントという構図がはっきりしてきました。

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ソフトバンクはスプリントの買収を完了させたことにより、いよいよ世界第3位キャリアとしての地位を固めることになります。同社は固定インターネット事業に参入した時も、携帯事業に参入した時も型破りな施策を次々と打ち出し、世間からは批判を浴びることも数多くありましたが、しかし着実な成長を遂げてきました。

今回買収したスプリントは米国第3位のキャリアではありますが、LTEの設備投資などで上位2キャリアとは水を開けられており、苦しい状況です。しかし、この構図はソフトバンクが日本において業界3位であったボーダフォン・ジャパンを買収した時の状況にとてもよく似ています。ボーダフォン・ジャパンも当時は不振に喘いでおり、その後ソフトバンクモバイルと名を改めた後に大きな躍進を遂げました。

ソフトバンクの社長を務める孫正義氏は、先日開催された株主総会にて “世界一の企業を目指す” との声明を発表しており、今後孫氏が采配を振るうソフトバンクモバイルがどのような戦略を描いているのか、注目されます。

[ロイター日本語版]

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naoki112104850184

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