台湾HTC、WindowsPhone開発から撤退を検討か ―業界筋指摘

台湾のハイテクメディアDigiTimesは13日(現地時間)、業界筋の話として、HTCがWindows Phone端末の開発から撤退する可能性があると報じています。今後はAndroid端末に注力していくとしており、仮に今回の情報が本当ならば、Windows Phoneプラットフォームにおいてもイメージ面で大きな影響を与えるかもしれません。

情報によると、ノキアがWindows Phoneプラットフォームにおいて80%の圧倒的シェアを獲得。次いでサムスンという状況にある一方で、HTCは3位に留まっています。HTCはWindows Phone端末開発にリソースを割きながらも、本陣ともいえるAndroidでは世界5位以内のメーカーから転落する事態に。このようなどっちつかずの状況を打破するために、Windows Phone端末の開発を辞めてAndroid端末の開発により一層注力するとしています。

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営業面でも苦境が伝えられるHTCですが、来期以降の見通しも芳しくありません。そのような状況下において、プラットフォーム自体が苦戦しているWindows Phoneでは、あえて体力を削りながらノキアとシェア争いを繰り広げる必要はないと判断したのでしょうか。

前述したようにAndroidベンダーにおいても上位5位から転落しており、こちらも決して油断できません。すでにハイエンド市場は飽和状態に近づきつつあるとも言われているだけに、今後は各メーカー共に低価格端末に注力する必要がありますが、そこでも中国ファーウェイやサムスンに押されている状況です。

このままWindows Phoneプラットフォームが実質的にノキアの専売になってしまえば、ノキアとしては都合の良い話ですが、マイクロソフトにとっては…判断に困るところです。蜜月とも言われているマイクロソフトとHTCの両社。そろそろ新端末の噂が聞こえてきても良い頃ですが、一体どうなってしまうのでしょうか。

[DigiTimes]

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