EETimesは13日(現地時間)、米インテルが富士通セミコンダクター・ワイヤレス・プロダクツを買収したと報じている。EETimesの取材に対してインテルはこの報道を認めたが、買収額は明らかにされていない。

富士通セミコンダクター・ワイヤレス・プロダクツは米アリゾナに本部を置く、富士通セミコンダクター社の子会社で、携帯電話とその他ポータブルデバイスのRFレシーバー(RFIC)を開発している企業。LTEやLTE-Advancedなどに対応するRFICを開発している。

この件に関して、市場調査会社Forward Conceptsのアナリストを務めるWill Strauss氏は「今回の買収は非常に重要だった」と述べており、「インテルがモバイル向けトランシーバーと、素晴らしい設計チームを手に入れることが出来た」と分析している。

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また、同氏は「富士通セミコンダクター・ワイヤレス・プロダクツの最新のRFチップはx86アーキテクチャでも利用可能であり、さらに面白いのは同社がLTE-Advanced向けのRFチップを開発中であることだ」とも述べていることから、インテルが将来的にはLTE-Advancedに対応するRFチップを統合したx86プロセッサをモバイル市場に出荷していくのではないかと考えられる。

EETimesの取材に対してインテルの広報担当者は、「自社のモバイル事業の可能性を拡充するため」と、買収の理由を述べる一方で「深読みはしないでくれ」としているが、やはり将来への布石を打っているのではないかと勘ぐらずにはいられないところだ。

[EETimes]