NTTドコモ、ツートップからスリートップへ ―iPhoneは検討中

ロイターは14日、複数の関係者からの情報として、NTTドコモが冬モデルにおける主力端末にソニー・シャープ・富士通のスマートフォンを選択すると報じている。今年の夏モデルにおける “ツートップ” 戦略と同様に特定端末を価格や宣伝面で優遇するとしているが、具体的な販売方法は検討中とのこと。また、iPhoneについては引き続き検討中であるとしており、販売台数を全端末の2〜3割に留めることができるならば導入したいとしている。

ドコモ広報担当はこれらの情報に対し、「決まったものは何もない」とのコメントを出している。

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夏モデルではソニーとサムスン、2メーカーの端末が優遇されたのは周知の事実であるが、両端末の販売実績には大きな差があることがわかっている。発売から約3ヶ月間に、ソニーの「Xperia A」が130万台売れたのに対し、サムスンの「Galaxy S4」は70万台弱と伸び悩んだ。ドコモはこのことを受け、冬商戦におけるサムスンの優遇をとりやめる意向だ。

シャープの「AQUOS PHONE ZETA」は、同社が得意とする “IGZO” を採用した液晶ディスプレイを搭載しており、その特徴である省電力性能がユーザーに好評だ。また、富士通の「ARROWS NX」はフルセグや1630万画素の高解像度カメラが特徴となっており、ARROWSシリーズに継承されるそのハイスペックさが売りとなっている。両端末はその特徴が評価され、ドコモの優遇端末に名を連ねることができることになりそうだ。

なお、サムスンの端末も優遇はされないものの、ドコモ冬モデルにおいて2端末が登場する見込み。ファブレットと呼ばれるジャンルに属する「Galaxy Note3」のほか、日本専用モデルを一つリリースするという。

パナソニックやNECがドコモスマートフォンからの撤退を表明したのが記憶に新しいが、今回 “スリートップ”に名を連ねる3社はこのチャンスを活かすことができるのか、メーカーの命運を分かつだけに注目が集まる。

[ロイター]

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