スマートウォッチがもたらすものとは —GALAXY GEAR登場直前特集

9月6日からドイツ・ベルリンで開催される世界最大のエレクトロニクスショーIFA。その中で発表されるであろう、魅力的な製品の話題が連日報道されていますが、サムスンのスマートウォッチ「GALAXY GEAR」も注目の一つ。当サイトではあまり取り上げてきませんでしたが、IFAも間近に迫りつつあるこの機会に、スマートウォッチとは一体どんなものなのか、その正体を探ってみたいと思います。

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1. GALAXY GEARとは

まず、話題の中心GALAXY GEARについておさらいしましょう。同端末は、サムスンが9月4日に開催するイベント「Unpacked Episode 2」で発表するとみられているスマートウォッチです。なお、端末名はサムスンが出願した商標登録から明らかになったもので、公式発表されたものではありません。

今、数々の報道により、そのベールが徐々にはがされつつあります。SamMobileが独自に得た匿名筋の情報によれば、1.67インチの320×320ドットAMOLEDディスプレイを搭載し、カメラやBluetooth、NFCにも対応しているとのこと。まるでスマートフォンを小型化したようなハードウェア構成になっていますが、伝えられた詳しいスペックは以下の通り。

OS Android OS
ディスプレイ 1.67インチ 320×320ドット AMOLEDディスプレイ
※フレキシブルではない
CPU Exynos 4212 デュアルコア 1.5GHz
GPU ARM Mali-400-MP4
RAM 1GB
カメラ 約200万画素
通信機能 Bluetooth、NFC

さらに、Bloombergが得た2名の情報筋の話によると、同端末はインターネット、電子メール、通話の発信ができるとのこと。ただし、19日(現地時間)THE VERGEが伝えたところによると、「通話の発信」はスマートフォンとの連携で動くものであり、独自にSIMカードを搭載するものではないとしています。

ちなみに、あまたあるアップルの製品と同様、非公式のコンセプト動画なんかも存在します。

(正直このような端末が出てきたら即購入なのですが如何でしょう…。広げてスマホのように使えるとは、興奮しても、したりません)

2. スマートウォッチに期待される機能とは

スマートウォッチの正体を本格的に探る前に、ここで初歩の初歩に戻りましょう。スマートウォッチとは何ぞや、ということですが、今流行りの “Smart” の名を冠した時計です。当たり前ですね。

今更それくらいわかるわい!と言われそうですが、この場合におけるSmartの意味は 「痩せている」 とか 「ナイススタイル」 とかいうことではなく、”賢い” “高性能な” という意味です。「きびきびした」「流行の」「情報処理機能を持つ」なんて意味もありますが、これらの意味で使っても間違いとは言えないかもしれませんね。 

さて、そんな “賢い” 時計 ですが、期待されている主な機能はスマートフォンやタブレットとの連携と、生体モニタリングの二つ。すでに既存の製品に搭載されているもの、されていないものがありますが、想定されるいくつかの機能を取り上げてみましょう。

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画像:Smile by EmoPulse

 端末間連携・スマホ代替機能

  • 電話着信、メール受信、各種SNSの通知
  • メッセージに対する簡単な返信
  • 音楽の再生・一時停止等の操作
  • 時計・天気・スケジュールなどの情報閲覧
  • ナビゲーション
  • 家電の操作
  • 他者との情報交換・アドレス交換
  • お財布機能

生体モニタリング・スマートウォッチ独自機能

  • サイクリング・ランニング時の走行記録
  • 心拍数の記録
  • 睡眠モニタリング
  • GPSでのSOS信号発信
  • その他健康状態のモニタリング
  • サードパーティ製独自アプリの使用

これで全てではありませんが、主要な機能はこんなところ。 

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画像:Smart Fitty 過去記事リンク

個人的に注目しているのは、ウェアラブルデバイスならではの通知機能と健康管理機能です。スマホをポケットにいれず、バッグに入れる派の私にとって、バイブレーションによる通知は気付きにくいもの。しかし、スマートウォッチを着用していれば見逃すことはないでしょう。また、朝早く起きる私にとっては、バイブレーションで起こしてもらうのは非常にありがたいものです。周りに迷惑をかけずに、適切な時間に起きられれば毎日がはかどることだろうと思います。

また、健康志向が高まっている現代、ウェアラブルデバイスが実現する健康管理にはどうしても関心を持たざるを得ません。健康の3大要素ともいえる「睡眠・食事・運動」ですが、その全てを管理できる可能性をはらんでいます。リストバンド型ウェアラブルデバイス「UP by JAWBONE」のような例がありますが、それらの機能がさらに発展してスマートウォッチに搭載される未来は、そう遠くないかもしれません。

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UP by JAWBONE:リンク

次ページからはスマートウォッチのデメリットについて探ってみましょう。

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