ついにこの日が…BlackBerry、最大40%の従業員を解雇準備へ

米ウォール・ストリート・ジャーナルは18日(現地時間)、スマートフォン端末「BlackBerry」を展開するブラックベリー社が、最大40%の従業員をレイオフする準備に取りかかったと報じています。この情報をもたらした消息筋によると実施期限は今年末とのことで、一時は旺盛を極めたスマートフォンの老舗メーカーに大きな転換点が訪れることになります。

BlackBerryといえば、2007年頃まではスマートフォンのトップメーカーといっても過言ではなく、アメリカのオバマ大統領が2007年から繰り広げた大統領選挙運動中には、先進のスマートフォン「BlackBerry」を巧みに活用する若きリーダーとして取り上げられることもありました。

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その後、アップルがスマートフォン端末「iPhone」を発表。グーグルもAndroidスマートフォンを積極的に展開し、BlackBerryはQWERTYキーボード付き端末の呪縛から逃れることが出来ず、結果的に全画面式スマートフォン市場に乗り遅れることになりました。また、タイミングの悪いことに「BlackBerry Internet Service」や「BlackBerry Messenger」で相次いでトラブルが発生。さらにマルチプラットフォームにおける拡張性の問題などから、メインターゲットとしていた企業ユーザーがiPhoneやiPadに流出する事態を招きました。

最近では業績低迷が伝えられてた一方、ブラックベリー社も全画面型スマートフォン端末「BlackBerry Z10」を今年初頭に投入。さらについ数時間前には新型の「BlackBerry Z30」を発表したばかりです。

アップルが全画面スマートフォンを広く販売してから約6年越しの投入となったZ10。立ち上がりの遅さとシステム不具合の連発が大きな致命傷となり、かつての王者はたった6年で正念場を迎えることになりました。

[WSJ via THE VERGE]

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