iPhone5sの指紋認証、さっそく破られる…「偽指紋」作成方法も

iPhone 5sに搭載された注目の指紋認証機能「Touch ID」ですが、ドイツのハッカーグループが偽指(偽指紋)を作ることでカンタンに突破できる方法を公開しました。比較的簡単に入手できる材料を使って、手間を掛ければTouch IDを突破できてしまうようです。

まずは上の動画をご覧下さい。手の震えが気になるところですが、とりあえずそこはツッコまずに。動画では、最初に人差し指を使って指紋を登録するシーンが登場します。もちろんこの時点で登録された指紋は無し。

次に「中指」に対して、作成した偽指紋を装着して認証を試みます。1度目は認証に失敗しましたが、時間にして約3秒程度でカンタンに突破されてしまいました。

THE VERGEが伝えている作成方法は、認証に使う指の指紋を2400dpiで撮影する必要があり、撮影する際は警察の鑑識班と同じ手法を用います。そのような道具もネットで販売されていますが、一般人が手軽に検出する方法があります。

用意するのはガラス板(プレパラート)か薄いアルミ板、密閉できる小さな容器、アロンアルファの3つです。ガラス板などに指紋を付けた後に密閉容器にガラス板を入れ、容器内にアロンアルファを数滴垂らして密封。1時間程度待つと、指紋がくっきりと浮かび上がっています。詳しい方法は「シアノアクリレート法」「シアノアクリレート 指紋」などで検索。当然ながら毒性があるので、容器を開封した際は目を近づけず、さらに中の空気を吸わず、換気の良い場所で行うことが大切です。

指紋をセロテープなどで保護した後に解像度2400dpiでスキャナを使ってスキャンします。Photoshopなどを用いて画像処理を行って指紋を強調。さらに余分なゴミなどを除去します。画像を反転した後に、レーザープリンタ(白黒可能)を用いて透明フィルム(市販されています)に1200dpiで指紋を印刷。

最後に、即座にトナーが転写された透明フィルムの上に、木工用ボンドか水性ラテックス接着剤を塗布して固まるのを待ちます。こちらも換気の良い場所で行いましょう。

あとは固まった接着剤を剥がして指に貼り付けて認証を行うだけ。まさに突破出来たからといって “誰得” な状況ですが、それよりも寝ている間に指紋認証をされてしまうソーシャルハッキングの方が大きな問題のような気がしてなりません。

[THE VERGE][Apple Insider]

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