ソフトバンク、iPhone5s向けに900MHz帯LTE整備前倒しへ

日本経済新聞は13日、ソフトバンクモバイルがiPhone 5s向けのLTE通信インフラ整備を前倒しすると報じている。

今回報じられているのは900MHz帯周波数を使ったLTE通信。LTE・バンド8に該当するもので、本来は2014年夏以降に整備するとされていた。当該バンドは「プラチナバンド」とも呼ばれる伝搬性に優れた周波数帯であり、同社はこの帯域に名付けるとみられる「プラチナLTE」を商標出願している。

ソフトバンク向けに投入されるiPhone 5sとiPhone 5cは、同社子会社がサービス中のTD-LTE通信が利用するバンド41には未対応。一方で、KDDIが精力的に整備を進めている800MHz帯を使ったLTE(バンド18)や、NTTドコモが利用するバンド19には対応しているなど、ソフトバンクにとっては “電波のつながりやすさ” で大きく水をあけられる可能性もある状況。TD-LTE対応がソフトバンクのiPhone 5sにおいて武器になるとみられていただけに、コアユーザーからは落胆する声も出た。

これらの状況を踏まえて、ソフトバンクは900MHz帯周波数を使ったLTE通信整備を前倒しするものとみられる。報道では下り最大75Mbpsに対応する地域を来年3月末までに全国拡大するとしており、三つ巴の戦いとなった現在では、通信品質で差を付ける狙いがあるようだ。

[日本経済新聞]

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