UQコミュニケーションズは30日、同社が行った記者会見の中で、次世代超高速モバイルブロードバンドサービス「WiMAX 2+」を10月31日にリリースすると発表した。サービス開始時は下り110Mbpsの通信速度(理論値)で展開、徐々に速度を上げ、2017年には下り1Gbpsを超える超高速回線を提供する。

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価格は「UQ Flat ツープラス」および「UQ Flat ツープラス おトク割」の適用で月額3880円。なお、憂慮されていた通信制限は、契約後2年間はなしで利用できるその後は月7GBの速度制限がかかる見通し。なお、現行のWiMAXはこれまで通り制限なしで利用できる。

対応エリアは、開始時点で環状7号線内、今年度末には関東・中部・関西の一部。さらに、来年末には全国の主要都市で利用可能になる見通し。


参考:環状七号線 by Google Map

対応端末にはファーウェイ製「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14」が用意され、WiMAX・WiMAX2+に加え、「au 4G LTE」に対応する。WiMAXのみの「ノーリミットモード」、WiMAX 2+とWiMAXをシームレスに利用できる「ハイスピードモード」、4G LTEとWiMAX2+を利用できる「ハイスピードプラスエリアモード」の3つの通信モードの切り替えが可能だ。なお、4G LTEの利用時は月額料金に1055円が課金される。

同端末はタッチパネル操作が可能で、従来WEBでしかできなかった設定も本体から簡単に設定が可能。ワイヤレス充電「Qi(チー)」に対応するのも特徴で、置くだけ充電が利用できる。

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Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14

なお、発表会後半ではKDDI取締役社長を務める田中氏が登壇し、10月2日に行われる同社の発表会にて、「au×UQ」の新サービス登場が示唆された。

WiMAX 2+は、2.5GHz帯の周波数によりサービスが提供される。既に同社が使用中の30MHz幅と、7月26日に新たに割り当てられた20MHz幅を合わせた連続50MHz幅を利用し、超高速化を実現する。サービス開始後も現在のWiMAX(802.16e)はシームレスに利用でき、WiMAX 2+対応端末では両サービスが使用可能だ。

将来的にはキャリアアグリゲーションや256QAM変調方式、8×8MIMOなどの高度化技術を導入し、徐々に既存サービスからの移行、速度向上を目指す。その足がかりとして、来年には4×4MIMOの利用で220Mbpsの速度を実現し、業界最速に返り咲く計画だ。

また、同サービスは、TD-LTEと互換性があるのが大きな特徴。世界的により汎用性のある同通信規格との互換性を確保することで、端末や設備を安価に調達することが可能になる。親会社であるKDDIは同サービスが利用可能なスマートフォンを来年にも発売する見通しで、その際にも海外のTD-LTE対応端末を導入できる可能性がある。

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