ソフトバンク、信用情報機関に誤って入金遅滞登録 ―最大1万6827件でクレカ等申込み拒否の被害か

ソフトバンクモバイルは1日、同社の携帯電話機器を割賦購入(個別信用購入あっせん契約)したユーザーのうち、正しく期日までに分割金が入金されていたにも関わらず、CICをはじめとした信用情報機関に「未入金」として誤登録した事故(事象)が発生したと発表しています。

今回、誤って未入金と記録された件数は6万3133件。そのうち、クレジットカードなどを作れない・住宅ローンを拒否されたといった影響があった可能性があるのは1万6827件。現在では正しい情報に書き換えられており、誤って未入金と記録されたユーザーの信用情報に今現在も傷が付いているといった心配はありません(※ただし末尾参照)

対象期間は平成21年10月から平成25年8月までと非常に長く、影響の大きさが分かります。

信用情報機関とは

信用情報機関は、個人がクレジットカードや無担保ローン契約、住宅ローンなどをはじめとした銀行融資に際して参照される「個人の返済履歴・借入履歴・契約履歴」を管理する機関です。ソフトバンクモバイルは個別信用購入あっせん契約をする際に、株式会社シー・アイ・シー(通称:CIC)と全国銀行個人信用情報センター(通称:全銀協)の双方に登録しており、両社に登録されるということは、国内のクレジット・信販・銀行で借り入れ等をする際にほぼ参照されることになります。

いわゆる「ブラックリスト」といったものは存在せず、個人が契約する個別のローン契約それぞれに「入金」「借り入れ残高」「残金」「未入金」「事故記録」といった情報が毎月1回以上記録されます。

したがってソフトバンクモバイルの個別信用購入あっせん購入で「未入金」の記録が残れば、信用情報を特に気にする銀行、一部のエグゼクティブ向けクレジットカード、銀行系クレジットカードは審査で落とすことが十分に考えられます。

今回の影響は今後に響くか?

現在では正しい情報に書き換えられていますので、これから申し込む分には問題ありません。

ただし、今回の件が原因で審査落ちした場合、クレジットカードの契約ならば最低6ヶ月〜最長1年程度は再申し込みできないのが常です。さらに銀行の場合は1度参照した情報(または審査落ちの履歴)を社内で管理するという風潮も残ると噂されているだけに、現在は正しく書き換わっていたとしても、再度ローン契約した際にCICや全銀協の情報を参照する前に即審査落ちする可能性も考えられます。

もはや日本も個人信用情報の時代になりつつあるだけに、今回のミスはちょっとした間違いでは済まされない大きな問題になりかねません。

[ソフトバンクモバイル]

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