「国際データローミング料金」という言葉が死語になる時は近いのかもしれません。

ドイツに本社を置き、欧州や北米各国で携帯電話業を展開するT-MobileのUSA法人は9日(現地時間)、自社の公式サイトにおいて、今月後半から追加料金無しで、世界100カ国以上でデータローミングを提供するとアナウンスしています。今のところ詳細は不明ですが、同日夜に開催されるイベントで詳細が明らかになるものとみられます。

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国際データローミングといえば、日本では大手3キャリアが1日最大2,980円で提供していますが、仮に5日間ローミングを行った場合は約1万5000円になるなど、非常に高額なものです。そのため、海外Wi-Fiルーターのレンタルや現地のプリペイドSIMを購入するのが一般的な流れになっており、これらの流れは日本に限らず世界各国でも同様です。

T-mobileがまもなく発表するこのプランは非常に画期的なものであり、世界各国でキャリア展開するT-mobileならではといったところでしょうか。日本においてはソフトバンクモバイルがスプリント・ネクステルの買収を完了すれば、同様のサービスが日米で行われる可能性があるだけに、こちらも非常に期待されるところです。

仮にT-mobileのプリペイドSIMも無料ローミングの対象となれば、T-mobileのSIMカード1枚を購入して各国で利用するといったことが「最強の海外モバイル環境」になるといっても過言ではありません。対象国に日本が含まれる…などというまさかの事態が起これば、日本のMVNO SIMを使わずにT-MobileのSIMカードを使うのが一般的になるといったことも。

まさに “キャリア大革命” ともいえる事態がまもなく起ころうとしているだけに、イベントに注目が集まります。

[Android Central]