米マイクロソフトは17日、Windows 8ユーザー向けに、最新版となる「Windows 8.1」の無料配布を開始した。Windows 8を利用中のユーザーであればWindowsストアからダウンロードできる。

なお、ストアにWindows 8.1が表示されていない場合は最新のパッチ等を適用していない場合があるので、一度、Windows Updateを実行すると表示される可能性がある。

Windows 8.1のパッケージ版およびバンドルしたPCの出荷・販売は本日18日から。

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ストアにWindows 8.1が表示された状態

Windows 8.1は、マイクロソフトが新たに採用するOS向けの高速リリースサイクル(ラピッドリリース)に則ったアップデート。従来の「SP~」に近いものとも言えるが、ラピッドリリースサイクルに従って1年スパンないしそれに近い間隔で新たなアップデートが提供されるのが特徴。

上記の施策は、あまりにも進化が “速い”、「デバイス」「クラウドサービス」「通信環境」などに対応するためのものであり、Windows 7までのような「SP~」の提供方式では、Windows OSが周辺事情に対応できないという事態に陥る可能性があった。そこでマイクロソフトは、Windows OSを現在の事情に合わせるべく高速リリースサイクルを採用するに至る。

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ストアでのダウンロード画面 / まるでアプリ(App)のような感覚

筆者がWindows RT対応端末でダウンロードを試みたところ、表記が「Windows RT 8.1」となっていた。前述のようにWindowsストアでの配布となるので、まるでアプリをダウンロードするかのような感覚で導入出来る。

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インストールを開始すると、他のアプリの更新と同列扱いでダウンロードが行われる。長らくWindowsを利用していたユーザーであれば、このような点でも “風変わりしたWindows” を感じられるかもしれない。

Windows 8.1では「スタートボタン」の復活がクローズアップされがちであるが、最新ブラウザInternet Explorer 11も同梱される。弊サイトでも先のニュースでお伝えしたように、IE11と検索サイトBingを組み合わせた場合、検索結果1位のウェブサイトに対してプリレンダリングを行う機能が備えられている。

その他、スタート画面における「タイルサイズの多彩な変更」や「壁紙の変更」などもWindows 8.1から利用できる。

もっとも大きな訴求点は、SkyDriveとの親和性が高まったことだ。SkyDriveはマイクロソフトが提供するクラウドストレージサービスであるが、利便性や価格においても評判が高い。Windows 8.1では利便性をさらに高めるために、SkyDrive上に保存してある画像データなどのサムネイルを数KBサイズのキャッシュとして保存。それを読み込むことで通信量を減らすと共に、即座なファイル表示(フォルダ表示)が可能となった。さらに3GやLTE回線を利用したシーンを強く意識しており、ファイル単位での同期設定なども行えるようになる。

Windows 8ユーザーであればWindows 8.1はぜひともオススメしたい新バージョン。従来とは変わった “新生Windows” を無料で体験できる良い機会になるだろう。