ASUS、苦境乗切る為にウェアラブル・スマホ・Chromebookの新型製品投入

台湾の台北タイムズ紙が14日に伝えていた情報によると、ASUSのCEOを務めるJerry Shen氏が決算会見場で、2014年にはChromebookの新製品投入に加え、スマートフォン販売台数の拡大(2013年比で5倍)、ウェアラブルデバイスの投入を計画しているとコメントしたとのことです。

14日に開かれた、ASUSの第3四半期決算は前年同期比で純利益が26%も減少するという結果になりました。これらの結果を受けて、新製品の投入計画を先回りして公式発表する形となったようです。

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画像はASUS Padfone 2

報道によると、Chromebookは第4四半期中に投入が予定されている二製品。縮小するPC市場に対応する形で、Chromebookという新たな(!?)カテゴリに注力することになります。新型Chromebookは教師と生徒を主ターゲットにしたもので、11.6インチモデルと13インチモデルをラインナップ。米国では199ドル(約1万9900円)と249ドル(2万4900円)という価格で販売されます。

さらにスマートフォン事業は、2014年には500万台の販売を計画(2013年は100万台程度の見込み)。端末ラインナップの拡充や販売戦略の変更で約5倍の “大きな目標” を達成させると推測されます。

最後に、ウェアラブルデバイスについては、来年6月に台湾・台北で開催予定のComputex 2014で発表される見込みとのことです。このデバイスが時計型なのか、メガネ型なのか、または全く別の形態なのかといった具体的情報は明らかにされませんでした。

家庭用向けや外営業分野ではタブレット端末が台頭していることに加え、スマートフォンの成熟といった要素がASUSの財務状況を悪化させる原因になっているようです。

特にASUSはPCパーツの製造を数多く手がけていたこともあり、米国や日本の大手PCのメーカーに製品を大量に卸していた経緯があります。PC需要の減少をうけて、これらの発注も大幅に減っているものとみられており、ASUSは事業分野を慎重検討するフェーズに差し掛かっているのかもしれません。

[Taipei times via THE VERGE]

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