海外ブログ「Doctor Beet」の報告によると、LG製スマートテレビが、ユーザー設定を無視して視聴履歴を送信していることが明らかになりました。

LG製スマートテレビには、スマートテレビ機能を利用するためのホーム画面が存在します。そのホーム画面には広告表示スペースが存在しており、そのスペースに適切な広告を配信するためにユーザーが好む番組やオンラインでの履歴、検索キーワード等の情報が活用されています。

履歴の収集を好まないユーザーは、設定画面から「Coolection of watching info」という項目を「OFF」にすることで収集を停止することが可能になるはずでした。ところが、前述のブログがLG製スマートテレビの通信パケットを解析したところ、その項目が無視されて情報が送信されていたとのことです。

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via Doctor Beet

具体的な報告としては、BBC NEWSを視聴したという履歴がデバイス固有のIDと共に送信されていたといったことや、外付けUSBハードディスクに保存された私的な動画ファイルの情報も送信されていたとしています。また、これらの情報は暗号化されずに送信されており、その点においてもセキュリティ上の懸念が指摘されています。

なお、LG製スマートテレビといえば日本でも販売されていますが、LG日本法人の広報担当者によると、前述の設定項目自体が日本向け製品には存在していないとのことです。

『ビッグデータ』という単語がクローズアップされる昨今。このような履歴を巡る問題は今後も頻発するかもしれません。

[Doctor Beet via THE VERGE]