米クアルコムは20日(米国時間)、新しいハイエンド向けモバイルプロセッサ「Snapdragon 805」を正式発表しました。グラフィック性能が現行の「Snapdragon 800」と比べて40%向上しているのが特徴で、4K解像度(一般に4096×2160ドット)のビデオ再生に対応しています。

動作周波数は2.5GHzとこれまでのモバイルプロセッサの中では最高レベルで、GPUにはAdreno 420を採用しています。また、25.6GB/sの帯域幅を持つメモリー(RAM)にも対応し、ウェブブラウジングやマルチタスクの快適な動作が見込めるとのこと。

LTEは最大150Mbpsの「Category 4」を標準サポート。Wi-Fiは600Mbpsのデュアルバンド 802.11acに対応し、4Kビデオのストリーミング再生が可能になるとしています。

なお、同プロセッサは2014年の前半には商用利用が可能になる見通し。

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ついにモバイル端末が本格的に4Kの世界へ足を踏み入れてしまいました。スマートフォンが一般的なテレビと同じ解像度(フルHD)を得たころの驚きがすでに懐かしく感じますが、スマホのドット数がテレビより多くなる日も遠くないのかもしれません。

クアルコムは今回の4K対応について、対応テレビへの出力のみではなく、端末での再生も想定しています。この事実を考えると、来年の今頃には4Kタブレットが主力になっている可能性もありそうです。

同社の上級副社長を務めるMurthy Renduchintala氏は、「Snapdragon 805を搭載したスマートフォンやタブレットを使うというのは、4Kのホームシアターをポケットにいれるようなものだ。」と述べており、モバイル4K時代への期待をあらわにしています。

[Qualcomm via Extreme Tech]