サムスン、Tizen 3.0の詳細を発表 ―同社製カメラにも搭載

韓国サムスンは11日(現地時間)、韓国で開催されたTizenの開発者会議において、次世代OSとなる「Tizen 3.0」を正式発表しました。同時に同社製カメラの「NX300M」がTizen OSを搭載することを発表。LinuxベースのOSを搭載したカメラよりも2倍高速で起動するとのことです。

Tizen-is-alive-and-well

Tizen 3.0は、OSのコアやツールチェーンを更新。新たにマルチユーザーをサポートし、64bit命令にも対応します。プロセッサはIA(インテルアーキテクチャ)はもちろんのこと、ARMも対応。より大きなメモリアドレス空間にも対応することで、昨今のスマートフォン事情にも対応します。

Tizen-is-alive-and-well-3d

3Dを利用したUIフレームワークを新たに実装。2Dのオブジェクトを3D描画することで、新たなUI表現が可能になります。さらにディスプレイサーバにはWaylandベースのものを採用することで、”X” 環境と比較したときにパフォーマンス向上を実現します。

TizenはHTML5アプリケーションも1つの目玉になっていますが、ランタイムにはCrosswalk[rosswalk-project.org]を採用。ChromiumとBlinkがベースとなっており、パフォーマンスとセキュリティが向上している点もポイントです。

Windows Phone OSに代わる “第3のOS” として期待されるTizenですが、つい昨日には、フランスの携帯キャリア「Orange」が2013年内のTizen端末販売を見直すなど、新機能の発表とは裏腹にプロジェクト自体は混乱している様も聞こえてきます。実際にTizen 3.0がどのように仕上がるのか、そもそも搭載端末がどのタイミングで出てくるのかについても注目が集まります。

[PhoneArena]

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