WindowsPhoneが欧州で爆発的伸び率 イタリアではiOS抜く ―今年9月

調査会社Kantar Worldpanelの最新発表によると、2013年9月度におけるモバイルプラットフォーム販売シェアにおいて、Windows Phoneが欧州で爆発的伸び率を示していることが明らかになりました。中でもイタリアはiOSを超える成長を見せており、ノキアによる新型Lumia投入などが起爆剤となって、Windows Phoneの普及に拍車がかかっているようです。

Europe+KWP

報告によると、欧州主要5カ国(イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン)で、いずれも10%を超えるシェアを獲得。Androidが過半数を超える状況ではあるものの、フランスでは前年比で約2倍、イギリスでは同3倍弱に届く結果となりました。さらにイタリアでは、Windows Phoneが13.7%の販売シェアを獲得して iOSの10.2%を3.5ポイントも上回る結果となっています。

もちろん、9月下旬にiPhone 5sおよびiPhone 5cがリリースされたばかりで品薄であったことを考慮すると、10月以降の結果には大きな変動が見られるものと思われますが、新型iPhoneの発表を目前にした9月にWindows Phoneの売上が伸びていることは大きな注目点といえるかもしれません。

ノキアはLumiaシリーズのローエンド〜ミドルレンジモデルを多数投入しており、欧州不況の煽りを受けた地域では価格的にも魅力的な端末です。一方のiPhone 5cは、多くの方がご存知の通り『安い』とは言えない状況であり、左記のターゲット層をアップルが囲い込む事ができるのか1つの注目点になっています。

US_Sales_KWP

なお米国では前年比で微増の4.6%。Androidが過半数を獲得していることには変わりありませんが、iOSとの差は圧倒的です。

2011年頃に、iOS・Androidに続く “第3のOS” として叫ばれていたことが懐かしく思える昨今ですが、Tizen OSの立ち上がり遅延なども踏まえるとまだまだ勝負の行方は分かりません。スマートフォン単体ではプラットフォームの違いにかかわらず端末の差がつきにくい状況の昨今。マイクロソフトが展開する魅力的なサービス(Office 365/SkyDrive等)を通じた『総合的価値』でユーザーに訴求できるか否かが勝敗のカギとなりそうです。

[WP Central]

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