[訂正]米アップル、Twitter解析のTopsyを2億ドル超で買収 ―WSJ報道

ウォール・ストリート・ジャーナルは2日(現地時間)、米アップルがツイート解析を中心業務とするTopsyを買収したと報じた。情報に詳しい人物によると、買収額は2億ドル(約205億円)を超えるとのこと。

topsy.com

Topsyはツイート解析の大手サイトで、すべてのツイートをリアルタイムに取得できるAPI「Firehose」を保有している。このFirehoseはBingなど大手検索エンジンや他のツイート解析サイトなど、限られたメンバーしか利用できない。

アップルの広報はWSJの取材に対してコメントを発表し、Topsyの買収を大筋で認めた。広報のコメントは次の通り。「アップルは時に技術系の中小企業を買収するが、基本的に我々はその目的や今後の計画を説明しないことにしている。」

一方、Topsyの広報はコメントを控えた。

今のところ米アップルがTopsyの技術をどのように使用するかは不明だが、WSJは「iTunes Radio」に統合される可能性を指摘している。Twitterに投稿された膨大なデータから音楽のトレンドを抽出し、ユーザーにおすすめの音楽を提案するといった具合に使用できそうだ。

また、iAdのターゲティングにツイート解析を組み込むことも考えられる。iAdは2010年に登場したiOS向けの広告表示プラットフォームだが、今のところ大成功を収めているとは考えにくい。

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米アップルは現在、脱Google依存を進めているが、今回のツイート解析サイト買収はこの方針とはそれほど大きな関わりがないのではないかと思われる。なぜならGoogleは現在Firehoseを保有しておらず(過去には保有していた)、対してアップルが現在距離を縮めているBingは同APIを保有しているからである。

よって、Googleの代替サービスを用意しようとしているのではなく、他社(GoogleやBingなど)が提供していない機能を開発しようとしていると考えるのが妥当ではないだろうか。ツイート解析は何らかの形で私たちにサービスとして提供される技術であるだけに、その使い道には注目したい。

[WSJ]

2013/12/03 10:43 JST
初稿時、200万ドルとの表記がございましたが正しくは2億ドルです。お詫び致しますと共に訂正させていただきます。

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