米アップル、iPhone6s搭載見込みの新型プロセッサ製造でサムスンと契約締結

台湾のハイテクメディアDigiTimesは18日、匿名の情報筋の話として、2015年に発売される次世代iPhone(通称、iPhone 6s)に搭載するプロセッサについて、韓国サムスンと米アップルが契約を締結したと伝えています。具体的には、14nm・16nmのFinFETプロセス(三次元トランジスタ)を用いて製造した、Aシリーズプロセッサ(通称、A9)を提供するとのことです。

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一方、台湾TSMCに関しては既報の通り、2014年にリリースする次世代iPhone(通称、iPhone 6)にプロセッサ(通称、A8)を供給するとされており、すでに他のメーカーからは、14nm・16nmのFinFETプロセスルールで作られるプロセッサを受注したとしています。

一時は、サムスンとアップルが次世代プロセッサの製造に関して決別したとも報じられましたが、今日付けの記事では、2015年モデルのiPhone(通称、iPhone 6s)に搭載されるプロセッサは『サムスンとTSMCが分け合う形』で供給される見込みであるとのことです。

Apple-A8-chip-11具体的な製造比については、総製造数のうちTSMCが60~70%を担当。残りの30~40%をサムスンが担当する見込みであるとしています。

プロセッサの製造は一朝一夕で行うことが出来ないために、サムスンと仲違いしたからといって他のファウンダリーに即切り替えるといったことは難しいものです。特にAシリーズの設計に関しては、A5シリーズまでサムスンが関与していたこともあり、アップルが2008年に買収したP.A.Semiの成果でもある「A6」までは、切っても切れない仲であったと言えます。

仮にTSMCが7割近い製造シェアを持っていくとなるとサムスンにとっても痛いところではありますが、Aシリーズをめぐる噂は二転三転するのが常ですので、大きな心で見守りましょう。

[DigiTimes]

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