ロジクール製、iPhone対応ゲームコントローラ「G550」を写真と動画で詳しく

ロジクール製のiPhone対応ゲームパッド「G550 パワーシェル コントローラ+バッテリー」の発表会レポートをお伝えするのがこの記事。同製品は今月13日からApple StoreおよびApple Online Storeで順次先行販売され、一般販売は今月24日となっている。

日本国内においては、スクウェア・エニックスのファイナルファンタジーIIIが早速対応を決めており、後はアップル社のアプリ審査通過待ちであるとのこと。

その他にも海外のロジテック公式サイトには多数の対応予定タイトルが掲載されており、日本でもお馴染みのキング・オブ・ファイターズといった格闘ゲームや、往年の名作であるパックマンなども名を連ねる。また、iOSの人気レーシングゲーム「Asphalt 8」も対応を表明しており、現時点だけでも43タイトル以上だ。

では早速本体を見ていこう。

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G550はiPhone 5s・iPhone 5・第5世代iPod touchのみに対応する製品。そのため無駄なスペースが無くピッタリと収まるので外れやすいといった問題も無い。このような周辺機器は、対応OSを問わず、中国メーカーなどが独自に作った製品が存在するが、比べるのが間違いであるほど出来具合が良い。実際に手にとって見ればわかるが、一見すると華奢にみえる筐体もしっかりとした剛性を保っている。それでいて軽い。

左側には8軸の十字キー、右側にはABXYボタンに一時停止キーが備えられており、本体上部にはLRキーが存在。スーパーファミコンに似たボタン構成だ。G550と同様に、iOS 7のゲームコントローラーAPIに対応する製品はいくつか開発宣言が行われているが、その中にはジョイスティックを搭載するものも存在する。

ところがG550にはあえてジョイスティック搭載しなかったという。その理由として「基本的にはiPhoneは持ち運ぶ端末であり、ジョイスティックの突起が邪魔になる」との判断が行われたとのこと。

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上画像が端末を外した際のもの。デモ機ではiPod touchが装着されていた為、コバルトブルー色のiPod touch用アタッチメントが敷かれている。これはとても柔らかく摩擦抵抗の高い素材が用いられており、ヨガのトレーニングマットのような感触だ。

このシートが端末を安定させるだけでなく、iPhoneよりも薄いiPod touchの厚みをかさ増しする役目がある。シート自体は簡単に取り外し可能なので、iPhoneやiPod touchの付け替えは自由自在。

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Lightningの接続部を横から撮影したものが上画像。Lightnig端子(オス)は上下に若干ながら可動する仕組みになっており、iPhoneを斜めに差し込んだ際に端子を痛める心配がない。スピーカー&マイク部分にはしっかりと穴が開いており、そのまま本体前面から響く仕組みだ。

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上図が背面を撮影したもの。中央にある「G」マークは通常時は半透明の白色であるが、コントローラーからiPhoneに対して給電時には青色に光る仕組み。なお、電池残量が少なくなった場合は「G」マークが赤色に点灯するという。その際にはコントローラー本体横にあるmicro-USB端子から充電を行う。もちろん、カバーにつけたままのiPhoneへも給電されるので、脱着する必要が無い。

画像右上にある穴はiPhone用のカメラ穴となる。この部分はカメラ穴として使えるだけでなく、片手持ちした際に左手人差し指が引っかかる場所としても活用できる。つり革に掴まりながらプレイする際などにホールド感が向上しそうだ。

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G550を装着したままパンツ(ズボン)のポケットに入れてみた場合の画像が上のもの。ポケットの深さは一般的なパンツ・デニムのものであるが、ほぼすっぽりと収まるサイズだ。一見すると長く見える本体も、実際手にとって見るとさほど大きさを感じさせない。何よりも21mmという薄さが可搬性を向上させているようだ。

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股上が浅く、ポケットも浅いデニムに入れた場合が上の画像。この状態でも収まり方は許容範囲だ。ただし、座った場合などに過度な負荷が筐体にかかる可能性もあるので、個人的にはおすすめしない。コントローラー自体が軽いので、できればカバンなどに収納したいところだ。

最後にファイナルファンタジーIIIを実際にプレイした際の動画をご紹介。FF4から実装された “Bダッシュ” もコントローラーを装着することで利用することができる(FF3のリメイク版に遡り実装された)。厳密には海外仕様のボタン配置なのでAダッシュではあるが、往年のゲーマーであれば慣れ親しんだ操作方法なだけに親和性も高い。

さらに、戦闘中に “逃げる” 際にお馴染みの「L・R同時押し」も実現。このあたりはコントローラー世代に逆行したことで実現した復活劇といえる。

G550を手持ちした際のフィット感は非常に良く、スマートフォンのタッチパネルではゲームをプレイする気になれなかった…という層にもリーチ出来る商品となりそうだ。

仮に、将来的にAirPlay経由で家庭用テレビにミラーリングできるとなれば、性能が年々向上するスマートフォンなだけに、携帯ゲーム機はもちろんのこと、家庭用ゲーム機のローエンド~ミドルレンジの3Dゲーム市場にも影響を及ぼす可能性は否定出来ない。

ガッツリの現役ゲーマーにはとても解せない製品であるとは思うが、ロジクールをはじめとしたコントローラアクセサリ開発メーカーの押しによっては、ゲーム業界全体に新たな波及効果を生む可能性は十分に考えられる。

追記

ゲームプレイ中に電話がかかってきた場合には、しっかりと受話することが出来る。

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